あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月6日」(1973年)。ウルトラ6兄弟のひとり、ウルトラマンタロウの物語が始まる。
長い船旅を終え、日本に戻ってきた東 光太郎は旅から持ち帰った貴重な球根を公園に植える。しかし、それは怪獣・アストロモンスに成長。光太郎はZATに入隊しアストロモンスを倒そうとするが、重傷を負ってしまう。しかし、光太郎はウルトラ兄弟たちによってウルトラの星に運ばれ、ウルトラマンタロウと一体化する!
超獣を超える怪獣が現れる!
宇宙科学警備隊ZATが到着し攻撃しようとしたところ、光太郎はクレーンを操縦してオイルドリンカーを拘束。ZATはその隙を狙ってオイルドリンカーを攻撃するが、逃げられてしまう。その後、光太郎が公園に戻ると、植えたばかりのチグリスフラワーが花を咲かせていた。
その夜、オイルドリンカーを警戒してパトロールをしていたZATは公園で怪しい植物を発見し、スーパーナパームで焼却。しかし、そこには野宿をしていた光太郎がいた。光太郎は自分が育てたチグリスフラワーを焼かれてしまったことでZATとトラブルになるが、そこにオイルドリンカーが出現。さらに、もう1体別の怪獣も現れた。
その怪獣・アストロモンスはチグリスフラワーが変貌した怪獣だった。アストロモンスは腹部の巨大な花でオイルドリンカーを飲み込んでしまう。責任を感じた光太郎はアストロモンスに組み付いてナイフで攻撃するが、アストロモンスは空に飛び上がり、光太郎を振り落として姿を消してしまう。