4月6日 6番目のウルトラ兄弟! ウルトラマンタロウが誕生!!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月6日(1973年)

テレビマガジン編集部

ウルトラマンシリーズでは、兄弟ウルトラマンや悪のウルトラマンベリアルの遺伝子を受け継ぐウルトラマンジードなど、さまざまなヒーローが活躍している。中でもウルトラマンタロウは明るい作風で、初めてウルトラヒーローの“息子”として登場した。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月6日」(1973年)。ウルトラ6兄弟のひとり、ウルトラマンタロウの物語が始まる。
アストロモンスと戦うウルトラマンタロウ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1973年4月6日より放送が開始された『ウルトラマンタロウ』。ウルトラの父とウルトラの母の実子であるウルトラマンタロウは、宇宙科学警備隊ZAT(ザット)の隊員である東 光太郎と一体化し怪獣や宇宙人と戦う。

長い船旅を終え、日本に戻ってきた東 光太郎は旅から持ち帰った貴重な球根を公園に植える。しかし、それは怪獣・アストロモンスに成長。光太郎はZATに入隊しアストロモンスを倒そうとするが、重傷を負ってしまう。しかし、光太郎はウルトラ兄弟たちによってウルトラの星に運ばれ、ウルトラマンタロウと一体化する!
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

超獣を超える怪獣が現れる!

1973年4月6日は、『ウルトラマンタロウ』第1話「ウルトラの母は太陽のように」が放送された日です。長い船旅から日本に帰国した天涯孤独の青年・東 光太郎。旅から持ち帰った、砂漠で100年に1度しか咲かないと言われているチグリスフラワーの球根を公園に植えていると、港にオイル超獣 オイルドリンカーが出現し、オイルを飲もうと暴れはじめた。

宇宙科学警備隊ZATが到着し攻撃しようとしたところ、光太郎はクレーンを操縦してオイルドリンカーを拘束。ZATはその隙を狙ってオイルドリンカーを攻撃するが、逃げられてしまう。その後、光太郎が公園に戻ると、植えたばかりのチグリスフラワーが花を咲かせていた。

その夜、オイルドリンカーを警戒してパトロールをしていたZATは公園で怪しい植物を発見し、スーパーナパームで焼却。しかし、そこには野宿をしていた光太郎がいた。光太郎は自分が育てたチグリスフラワーを焼かれてしまったことでZATとトラブルになるが、そこにオイルドリンカーが出現。さらに、もう1体別の怪獣も現れた。

その怪獣・アストロモンスはチグリスフラワーが変貌した怪獣だった。アストロモンスは腹部の巨大な花でオイルドリンカーを飲み込んでしまう。責任を感じた光太郎はアストロモンスに組み付いてナイフで攻撃するが、アストロモンスは空に飛び上がり、光太郎を振り落として姿を消してしまう。
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