あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月4日」(1979年)。ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品としてウルトラマンジョーニアスが登場。
地球に発生する怪奇現象。それは、地球に危機を伝えるウルトラマンジョーニアスからのメッセージだった。地球防衛軍によって新たに組織された科学警備隊に所属したヒカリ超一郎はジョーニアスと一体化し、地球に迫る脅威との戦いをはじめるのだった。
ヒカリがジョーニアスと第3種接近
極東ゾーンではアキヤマ徹男がキャップに任命された。アキヤマはキャップを引き受ける条件として、メンバーは自分が決めること、新兵器の大型万能戦闘機・スーパーマードック号の使用を要望。それらは承認され、アキヤマキャップは自ら志願したマルメ 敬、スーパーマードック号の設計をしたトベ博明、怪奇現象に関心があった元医療班の星川ムツミを迎え入れ、情報分析・通信係は防衛軍のロボットのピグが担うことになる。
そして、宇宙ステーションのEGG3で勤務をしていたヒカリ超一郎は最後のメンバーとして召集を受け、地球に帰還しようとしていた。しかし、その途中で謎の光に遭遇する。気がつくと、ヒカリは自らをウルトラマンと名乗る異星人と出会っていた。
ウルトラマンは地球に危機を伝えるために、光によって第1種接近を、ウルトラ文字による警告で第2種接近をし、第3種接近として自分が地球に向かうことになったという。しかしウルトラマンは、自分の姿では地球に居ることができない(活動時間に限界がある)ため、ヒカリの体を借りると言い、ヒカリと融合するのだった。
不思議な邂逅の後、ヒカリは宇宙船の中で目を覚ます。今のは夢だったと思ったヒカリは、地球を目指した。