11月12日 ウルトラマンマックス 怪獣を起こすな! クラウドスが漂流

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月12日(2005年)

テレビマガジン編集部

クラウドスが目覚めてしまう!

カイトはダッシュアルファを振り子のように揺らし、なんとかクラウドスを再び眠らせることに成功する。しかし、クラウドスはレム睡眠の状態でいつ目を覚ますかわからない。カイトとコバは地上に降り、人々に大きい音を出さないようお願いして回る。市民への周知は市役所職員の山口家の父・武雄も行った。電車や踏切の音でクラウドスが起きそうになるというアクシデントが発生したものの、無事にクラウドスは漂流を続ける。

しかし、今度は大気が不安定になり雷が落ちる可能性が出てしまう。DASHは準備していた「イヤーシールド&サンダー作戦」を決行。クラウドスに耳栓をしたうえで、クラウドスの亜空間プラズマと雷のプラズマを利用し再び亜空間トンネルを出現させようとする。しかし、ヨシナガ・ユカリ教授はクラウドスの顔を見て、言い表せない不安を感じていたのだった。

カイトとコバはクラウドスの顔の両側にある穴にイヤーシールドを近づける。すると、吸い込まれるようにイヤーシールドは装着された。それにより、ヨシナガ教授は気づく。その穴は耳の穴ではなく、鼻の穴だったのだ。呼吸ができなくなりびっくりしたクラウドスは完全に目を覚ましてしまう。クラウドスは地上に落下。そこには、初子と山口家の長男・孝がいた。カイトはマックスに変身。クラウドスをキャッチし初子たちを救うと、戦闘を開始する。しかし、クラウドスは非常に重く、マックスは逆に押しつぶされてしまう。

それでも、マックスはなんとか脱出し体勢を立て直す。そして、DASHがダッシュデリンジャーから放つギガレーザーをクラウドスの頭上に放つと、誘雷が生じて亜空間トンネルが開いた。クラウドスは、無事にその中に帰っていったのだった。

亜空間怪獣 クラウドス

マックスの攻撃を受けてもビクともしなかった  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
亜空間怪獣 クラウドス

全長/59メートル
体重/760キログラム〜6万7000トン

プラズマ空域の亜空間トンネルから出てきてしまった怪獣。本来はおとなしい性格で、自分から暴れることはない。体内で亜空間プラズマの消失・生成を繰り返す性質を持ち、眠っているときは体重が軽く、起きているときは重くなる。

登場エピソード:『ウルトラマンマックス』第20話「怪獣漂流」(2005年11月12日放送)
脚本:太田 愛/監督・特技監督:村石宏實

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンネクサス』2023年10月2日(月)より配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6867

11月12日は怪獣が空に浮いた日

11月12日は、亜空間トンネルからクラウドスが出現。クラウドスを起こさないように、DASH隊員たちが奮闘したエピソードの日。『ウルトラマン』のスカイドン回や、『ウルトラマンダイナ』のバオーン回のように、全編コメディタッチで描かれた、楽しいお話でした。

鐘を鳴らそうとする和尚さんをはじめ、大きい音を出そうとしてDASH隊員に制止される3人を、特撮ファンにはおなじみの赤星昇一郎さんがすべて演じているのもお楽しみポイントです。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。