ですが、あることを疑われて防衛チームから追放されてしまったウルトラマンもいます。今回取り上げるのは「2月13日」(1999年)。
ウルトラマンアグルと藤宮の関連性に気づいた対根源的破滅地球防衛連合G.U.A.R.D.は、藤宮と接触した我夢を問い詰める。しかし、本当のことを言えない我夢は、特捜チームXIG(シグ)の資格を一時的に剥奪されてしまう。
我夢がXIGを追放される!
稲森博士は、「なぜ地底から怪獣が次々と現れるのか」「地球の生物たちが人類の自分勝手さに怒っているのではないか。きっと、人間一人一人の意識が変わらない限り、その怒りは鎮められない」と我夢に語る。
その時、ゴメノスが秩父山中に出現。G.U.A.R.D.の特捜チームXIGの戦闘機が出撃し、パーセルをゴメノスに撃ち込んだ。パーセルが起動すると、ゴメノスは眠りにつく。しかし、稲森博士はかつて藤宮がゾンネルにしたように、ゴメノスを操りはじめた。目覚めたゴメノスは穴を掘って地中に姿を消し、稲森博士もG.U.A.R.D.との連絡を絶つ。
一方、G.U.A.R.D.は以前に襲撃をしかけてきた青い巨人(ウルトラマンアグル)を調べるうち、藤宮にたどりついていた。さらに、我夢が密かに藤宮と会っているといった不審な点から、我夢が何か知っているのではないかと問い詰める。
しかし、我夢は本当のことを言うわけにもいかず、言葉を濁していると、石室コマンダーによって一時的にXIGのライセンスを剥奪され、エリアル・ベースからの退去を命じられてしまう。