2月13日 ウルトラマンガイアの我夢が防衛チームを追放される!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月13日(1999年)

テレビマガジン編集部

科学特捜隊のハヤタ隊員、GUTS-SELECTのマナカ ケンゴ隊員のように、ウルトラヒーローやウルトラヒーローへの変身者の多くは、防衛チームの一員として活躍してきました。

ですが、あることを疑われて防衛チームから追放されてしまったウルトラマンもいます。今回取り上げるのは「2月13日」(1999年)。
ゴメノスと戦うウルトラマンガイア  ©円谷プロPHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第3作の『ウルトラマンガイア』は、天才的な知能を持った人間たちの科学者ネットワークであるアルケミー・スターズの一員の高山我夢が、地球の大地の光を手にしてウルトラマンガイアに変身。海の光を手にした藤宮博也=ウルトラマンアグルとともに、地球を破滅に導く根源的破滅招来体と戦う物語だ。

ウルトラマンアグルと藤宮の関連性に気づいた対根源的破滅地球防衛連合G.U.A.R.D.は、藤宮と接触した我夢を問い詰める。しかし、本当のことを言えない我夢は、特捜チームXIG(シグ)の資格を一時的に剥奪されてしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

我夢がXIGを追放される!

1999年2月13日は『ウルトラマンガイア』第23話「我夢追放!」が放送された日。以前、藤宮が甲殻怪地底獣 ゾンネルに取りつけ、行動を操った機械語デコーダーは、我夢によって回収されていた。かつて藤宮とともに研究を行っていた稲森京子は、それをバージョンアップさせ、怪獣の闘争本能を鎮める装置「パーセル」を開発した。

稲森博士は、「なぜ地底から怪獣が次々と現れるのか」「地球の生物たちが人類の自分勝手さに怒っているのではないか。きっと、人間一人一人の意識が変わらない限り、その怒りは鎮められない」と我夢に語る。

その時、ゴメノスが秩父山中に出現。G.U.A.R.D.の特捜チームXIGの戦闘機が出撃し、パーセルをゴメノスに撃ち込んだ。パーセルが起動すると、ゴメノスは眠りにつく。しかし、稲森博士はかつて藤宮がゾンネルにしたように、ゴメノスを操りはじめた。目覚めたゴメノスは穴を掘って地中に姿を消し、稲森博士もG.U.A.R.D.との連絡を絶つ。

一方、G.U.A.R.D.は以前に襲撃をしかけてきた青い巨人(ウルトラマンアグル)を調べるうち、藤宮にたどりついていた。さらに、我夢が密かに藤宮と会っているといった不審な点から、我夢が何か知っているのではないかと問い詰める。

しかし、我夢は本当のことを言うわけにもいかず、言葉を濁していると、石室コマンダーによって一時的にXIGのライセンスを剥奪され、エリアル・ベースからの退去を命じられてしまう。
次のページへ なぜだ? 稲森博士がゴメノスを操る!
21 件