あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月26日」(1974年)。
ゲンが勤務する城南スポーツクラブに通う梅田トオル、カオル兄妹は、目の前でツルク星人に父親を惨殺されてしまう。レオはツルク星人と戦うが、鋭利な両腕の刃に苦戦するのだった。
人間を襲うツルク星人
しかし、帰り道、突如謎の影が家族を襲う。その影は、父親の体を真っ二つに切り裂くとすぐに姿を消した。無惨な父親の姿を見たトオルは、一度スポーツクラブに戻り助けを求めるが、ショックで言葉が出ない。ゲンに父親に何かあったのかと尋ねられたトオルは、ようやく事情を説明することができ、謎の影が落としていった水晶のような物体を悔しそうに踏みつける。それには、ウルトラマンレオの顔が彫られていた。
3日後の夜、MACの鈴木隊員が梅田兄妹を引き取ることになり、ふたりをつれて自宅に向かう。だが、その道中で再び謎の影が出現。鈴木隊員も体を真っ二つに切り裂かれ、殺されてしまう。現場に急行したMAC。ダンは、トオルが持っていたものと同じレオの顔が彫られた物体を見つける。それは、宇宙金属でできていた。敵は、レオの名を騙って地球を侵略しようとしているのだ。