10月23日 ウルトラマンネクサスがペドレオンを撃破する!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月23日(2004年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月23日」(2004年)。
メタフィールドを展開するウルトラマンネクサス ジュネッス  ©円谷プロ
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2004年10月2日から放送が開始された『ウルトラマンネクサス』では、スペースビーストを撃退するナイトレイダーに所属する孤門一輝(こもん かずき)を中心に据えつつ、ウルトラマンに変身するデュナミスト(適能者)が複数登場。ウルトラマンの力が代替わりし、受け継がれていく構成となっている。トラウマ級のハードなストーリー展開も特徴だ。

ペドレオン(クライン)の生き残りたちがトンネル内に集結し、再びペドレオン(グロース)に融合しようとしていた。ナイトレイダーは、すべてのペドレオンが融合したところを一気に叩く作戦を立てる。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ペドレオン殲滅作戦

2004年10月23日は『ウルトラマンネクサス』第4話「亜空間 -メタフィールド-」が放送された日です。ウルトラマンネクサスが仕留め損なってしまったペドレオン(クライン)は、数体が山岳部のトンネルに潜伏。通りかかった人間を襲うと同時に、仲間たちを呼び寄せていた。

ペドレオンがトンネルに潜んでいることを突き止めたTLTは、周囲を封鎖し、人的被害は抑えた上で、あえて行動を起こさず、すべてのペドレオン(クライン)が融合するのを待っていた。そして、TLTの作戦参謀である吉良沢 優がはじめてホログラムの状態で孤門の前に姿を現す。優の計算によると、1時間後にすべてのペドレオン(クライン)がトンネル内に集結する。優は最終調整が完了した新型戦闘機・クロムチェスターγを投入し、今度こそペドレオンを完全に殲滅する作戦をナイトレイダーに命じる。

ペドレオンの体液は、高い起爆性を持っていた。作戦は、クロムチェスターβ、γでトンネルの両サイドから攻撃し撃破するというものだ。そして、孤門はクロムチェスターαで上空で待機。万が一、βとγが敵を撃破しきれなかったときに街を守る任務が与えられる。

作戦が開始された。予定どおり、クロムチェスターβとγは、トンネル内を攻撃。しかし、敵は健在だった。体内の可燃性ガスを火球に変換して飛ばし、反撃をしてくるペドレオン(グロース)。そして、完全な姿となったペドレオン(グロース)はトンネルから抜け出してしまう。さらに、ペドレオンは飛行形態のペドレオン(フリーゲン)となり、市街地のある方角に飛び去ってしまった。
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