あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月16日」(2006年)。
『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの昭和に放送されたウルトラマンシリーズと、物語が直接的につながっているのも特徴だ。
怪獣・アングロスと戦うGUYSは、敵に逃げられてしまい帰還する。しかしそこでミライは倒れている少女を発見。保護をした。すると突然、その少女はミライの妹を名乗りだす。少女が超能力でいたずらを繰り返し宇宙を放浪するサイコキノ星人だと気づいたミライやGUYSのメンバーは、少女をカコと名づけ受け入れるが……。
ミライの妹が現れる!?
啞然とする仲間たち。しかし、ミライはすぐに弁解する。少女は、超能力を使い宇宙でいたずらをして回るサイコキノ星人だった。先ほど出現したアングロスには生体反応がなく、少女がアングロスを操っていたのではないかと疑うクゼ テッペイ隊員。しかしミライは少女を庇い、もしほんとうに少女が操っていたのなら自分が言い聞かせると主張する。すると、トリヤマ ジュウキチ補佐官とマル補佐官秘書がやってくる。ミライや少女のことを知らず、「宇宙人なんかいなくなってしまえばいい」と話すトリヤマ補佐官。すると、少女はトリヤマ補佐官のズボンを下ろし、宙に浮かせるといういたずらをはじめた。ミライは「この星にはこの星のルールがある」と言って、少女を𠮟る。
少女は、ミライの妹ということで「カコ」と呼ばれることになった。カコたちサイコキノ星人は、自分たちの星を失い、放浪をしている宇宙人だ。先程はカコに強くあたったミライだったが、いたずらをするのは寂しさを紛らわせるためと、カコのことを心配したのだった。