10月22日 ウルトラマン80 ザタン星人が操るロボット怪獣が出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月22日(1980年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月22日」(1980年)。
ザタンシルバーと戦うウルトラマン80  ©円谷プロ
1980年4月2日より放送が開始された『ウルトラマン80』。中学校の教師であり、地球防衛軍の怪獣・怪事件の対策チームUGMの隊員でもある矢的 猛がウルトラマン80に変身。人間の憎しみや悲しみといったマイナスエネルギーが生み出す怪獣に立ちむかう。

UGM内に奇妙な事件が多発していた。猛は、UGMに出入りしている新聞記者の土山とカメラマンの青木を疑うが、土山は地球防衛軍の広報担当であるセラ照夫の幼馴染みだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

UGMにスパイが潜り込んでいる!?

1980年10月22日は『ウルトラマン80』第30話「砂漠に消えた友人」が放送された日です。未確認物体の出現を感知したUGMは現場に急行した。そこは何者かの攻撃を受け、荒らされていたものの、すでに何もいなかった。こうした事態は最近になって何度か起きており、猛は自分たちが敵に見張られているのではないかと考える。

その後、怪獣の鳴き声がしたという通報を受け、猛はイケダ隊員と再び出撃。そこでは、山林が破壊されているものの、やはり怪獣の姿がない。そのころ、防衛軍の宇宙観測センターに、新聞記者の土山とカメラマンの青木が取材に訪れていた。土山は、地球防衛軍の広報担当であるセラの幼馴染みで、先輩・後輩の間柄だ。子どものころ、よくいじめられていたセラは、いつも土山に助けてもらっていた。また、土山と青木は、以前、取材旅行でアフリカに行った際、一時行方不明になっており、セラはとても心配していた。

一方、山林付近を上空から調査していた猛であったが、突如搭乗していたシルバーガルが操縦不能になり、脱出装置も作動しなくなってしまう。さらに、シルバーガルは本来の最高速度の十数倍のスピードで飛行していた。このままでは、機体が空中分解してしまう。猛はウルトラマン80に変身しようと、変身アイテムのブライトスティックを取り出すが、ブライトスティックが何かに反応を示す。シルバーガルに、謎の装置が接続されていたのだ。
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