あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月1日」(1997年)。
虹を見つけたとある一家の車が、突如消えてしまった。気がつくと、彼らの目の前には、争う2体の怪獣の姿があった。彼らは、怪獣魔境に迷い込んでしまったのだ!
一家が怪獣魔境に迷い込む
「虹を通っていこう」と息子に言われ、父親は見えなくなることを承知で虹に近づく。だが、車が虹に近づくと一家は車ごと消えてしまった。虹は、普通は上が赤、下が青色になっている。しかし、彼らが近づいた虹は順番が上下逆になっていたのだった。
虹は突如消え、車はぐるぐると同じ道を走っていた。なぜかカーナビや携帯電話も使えず、一家は完全に道に迷ってしまう。その後、彼らは停車している車を見つけるが、そこに乗っていたのは骸骨だった。さらに、怪獣が現れ、襲われそうになる。一方、獅子鼻樹海で車が消失するという目撃情報を受けたGUTSは調査を開始。現地で発生している強力な磁場により航空機が使えないため、専用車両のシャーロックとデ・ラ・ムで向かった。
そのころ、ババ一家の父親は、学生時代に所属していた探検部の知識を活かして、野草で料理を作っていた。いつもとは違い、頼りになる父親の一面を見て、彼のことを見直す妻たち。しかしその後、自分たちは見えない壁に閉じ込められていることに気づく。