2月28日 ウルトラマンダイナ スヒュームの攻撃でクラーコフが海底に沈む!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月28日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月28日」(1998年)。
ディゴンと戦うウルトラマンダイナ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
すべての画像を見る(全6枚)
“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

南極の水温が急上昇。宇宙に人工太陽試験機 NSPカンパネラを送り届けたスーパーGUTSは、移動要塞クラーコフNF‐3000で現場に向かった。しかし、クラーコフは人類の宇宙進出を快く思わない水棲生命体スヒュームに乗っ取られてしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

南極の水温が急上昇する

1998年2月28日は『ウルトラマンダイナ』第25話「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!(前編)」が放送された日です。人類のさらなる宇宙開拓のため、人工太陽計画の試験機・NSPカンパネラを宇宙に送り届けたコウダ隊員、リョウ隊員、マイ隊員。しかしそのころ、南極の海底基地・アイスキャッスルが密かに何者かの襲撃を受けていた。

その後、南極の水温が異常に上昇しているのが確認された。このままでは、世界が海に沈んでしまう。移動要塞クラーコフNF‐3000で宇宙に出ていたコウダたちは、そのまま南極に向かった。スーパーGUTS基地・グランドームにいたアスカたちも、海洋開発局主任のエジリ博士とともにクラーコフと合流する。

南極の海上を調査するリョウとカリヤ隊員。すると、マイがアイスキャッスルのある場所で、衝撃波の発生を確認した。何かが、爆発したのだ。クラーコフは、アイスキャッスルと通信。状況を確認するが、相手は何も異常はないと返答する。しかし、マイはアイスキャッスルに何かが起きたことを確信していた。

だが、グランドームに残ったヒビキ隊長に代わって指揮をとるエジリ博士は、マイの話を信じない。必死に訴えるマイを見たカリヤは、エジリ博士に進言。1時間だけ猶予が与えられ、マイとリョウはガッツマリンでアイスキャッスルの様子を見にいくことを許された。
次のページへ クラーコフがスヒュームに乗っ取られる!
27 件