
「虹を通っていこう」と息子に言われ、父親は見えなくなることを承知で虹に近づく。だが、虹に近づいた車は一家ごと消えてしまった。虹は、普通は上が赤、下が青色になっている。しかし、彼らが近づいた虹は順番が上下逆になっていたのだった。
虹は突如消え、車はぐるぐると同じ道を走っていた。なぜかカーナビや携帯電話も使えず、一家は完全に道に迷ってしまう。彼らが見つけた、停車した車に乗っていたのは骸骨だった。さらに怪獣が現れ、襲われそうになる。一方、獅子鼻樹海で車が消失するという目撃情報を受けたGUTSは調査を開始。現地で発生している強力な磁場により航空機が使えないため、専用車両のシャーロックとデ・ラ・ムで向かった。
そのころ、ババ一家の父親は、学生時代に所属していた探検部の知識を活かして、野草で料理を作っていた。いつもとは違い、頼りになる父親の一面を見て、彼のことを見直す妻たち。しかしその後、自分たちは見えない壁に閉じ込められていることに気づく。