あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月17日」(1966年)。
第13話「ガラダマ」では、謎の物体が宇宙から隕石として地球に飛来。それは、地球侵略のために何者かが送り込んだ電子頭脳であり、そこから発せられる誘導電波によって、ロボット怪獣であるガラモンが出現する。ガラモンはダムを破壊し暴れるも、電子頭脳に誘導電波を遮断する電波遮蔽網を被せられることで機能を停止した。
第16話「ガラモンの逆襲」は、その物語の続きとなっている。
電子頭脳が奪われる!
その男は、群馬県の榛名に向かうトラックのエンジンをエスパライザーで停止させると、相乗りを申し出る。突然動かなくなってしまったトラックに困惑する運転手だったが、男が電子頭脳を隠したチェロのケースとともにトラックに乗ると、エンジンは動き出した。
一方、電子頭脳が何者かに奪われたという情報を得た万城目たちは、調査を開始していた。トラックに乗った男がエスパライザーで電子頭脳を起動したことで、電子頭脳から電波が発信。その電波をキャッチした万城目たちは、電子頭脳が群馬の方向に向かっていることを知る。
しかし、同時に隕石群が地球へ迫っていることが観測された。それは、ガラモンを内蔵したガラダマの群れだった。