3月27日 ウルトラQ 地球侵略のためガラモンが隕石で飛来!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月27日(1966年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月27日」(1966年)。
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ダムを破壊するガラモン  ©円谷プロ
『ウルトラQ』は、ウルトラマンシリーズ第1作目となる全28話のテレビシリーズ。巨大ヒーローが登場せず、星川航空パイロットの万城目 淳、助手の戸川一平、そして毎日新報カメラマンの江戸川由利子たちが怪奇な事件に遭遇する模様を描く。

熊谷ダム付近に飛来した隕石は、謎の電波を発していた。万城目たちは隕石の落下地点に向かうと、今度は巨大な隕石が飛来。中からガラモンが出現する。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

謎の軽い隕石

1966年3月27日は『ウルトラQ』第13話「ガラダマ」が放送された日です。熊谷ダム付近で、少年たちが空から隕石が降ってくるのを目撃し、回収した。しかしその隕石は、不思議なほど軽い。一の谷博士の分析の結果、隕石は最近発見された「チルソナイト」という地球にはない合金でできており、宇宙人によって作られたものだと考えられた。

そして、その隕石はどこかに向かって、何かの電波を発信していることが判明。一の谷博士は、万城目の操縦するヘリコプターに乗り、隕石が落下した場所に調査に向かう。その地域では、隕石のことを「ガラダマ」と呼ぶ風習があった。

一方、熊谷ダムでは、一隻のボートがふたりの女性と船長の男性を乗せて遊覧していた。すると、宇宙から燃えさかる隕石が飛来。隕石はダムの水面に激突すると、巨大な衝撃波によりボートは吹き飛ばされてしまう。万城目たちも隕石に気づき、ダムを観察していると、吹き飛ばされたボートを発見。中に人がいることを確認する。
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