あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月18日」(1981年)。
夜12時になると、怪電波が飛び交う異常現象が発生。それは、プラズマとマイナズマという2体の怪獣の仕業だった。少年を守って負傷し苦戦する80のもとに、ついに星 涼子が変身したユリアンが登場する!
謎の怪電波
さらに、電波は14ヵ所から発生しているため、怪獣は14体存在すると思われていたが、それらは人間をかく乱するためで、実際は2体の怪獣によるものだということがわかる。頭が良い怪獣に人間の行動を察知されないよう、この一件はUGM内だけの秘密にされることになった。
一方、猛の知り合いで、将来UGMに入りたいと考えているツトム少年は、誕生日プレゼントに買ってもらったラジオの組み立てキットを完成させ、深夜にラジオを聞いていた。しかし、12時になると奇妙な電波を受信し、それを聞いた飼い犬のロクは怯えてしまう。翌日、ツトムは猛に相談するが、はぐらかされてしまう。
そしてその夜、ツトムは再び怪電波を受信したことで、その電波を探ることにする。一方、UGMは電波の発信場所が奥多摩の仁王山であることを突き止め、翌朝に調査に向かうことになる。