3月17日 ウルトラセブン対カプセル怪獣ウインダム カナン星人の策略!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月17日(1968年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月17日」(1968年)。
操られてしまったウインダムと戦うウルトラセブン  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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1967年10月1日より放送が開始された『ウルトラセブン』。怪獣が自然災害に近い存在であることが多かった前作『ウルトラマン』に対し、本作は明確な侵略の意図を持った宇宙人が複数登場。多くの怪獣が、宇宙人の兵器として登場するのも特徴だ。

人類に好意を持ったウルトラセブンは、自らの命を捨てて仲間を救おうとした勇気ある青年・薩摩次郎の姿をかり、モロボシ・ダンと名乗って、ウルトラ警備隊に入隊。宇宙人の侵略から地球を防衛する。


北極圏で防衛軍のパトロール機が民間航空機と衝突する事故が発生。それは、北極圏を占領しようとしているカナン星人によるものだった。そしてカナン星人は、ダンが繰り出すカプセル怪獣 ウインダムをも操る。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

フルハシ隊員のウルトラホーク3号が自爆装置を起動。しかし脱出不能に!

1968年3月17日は、『ウルトラセブン』第24話「北へ還れ!」が放送された日。妹から母が病気だという報告を受け、故郷である北海道に戻ってきたフルハシ隊員。しかし、実家に向かう道中でそれが家業の牧場を継がせるための嘘であることがわかり、実家には帰らずウルトラ警備隊の極東基地へ戻った。

同じ頃、北極圏で防衛軍のパトロール機が民間航空機と衝突する事故が発生していた。帰還したフルハシは、その調査を命じられる。ちょうど母親が、フルハシに帰郷するよう説得しに北海道から出て来ていたが、フルハシは仲間たちの「任務を代わる」という提案を受け入れずウルトラホーク3号で出動した。

しかし、調査地点に入ると突如ウルトラホーク3号は操縦不能になってしまう。さらに、そのままでは300人の乗客が乗った旅客機と衝突してしまうことが判明。キリヤマ隊長はフルハシに、ウルトラホーク3号の自爆装置をセットし脱出するよう指示。フルハシは360秒後に自爆するようセットする。そして脱出を試みるが、なぜか脱出装置が機能しない!
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