今回取り上げるのは「1月21日」(1972年)。父の仇をとるといって、バルタン星人Jrが「ビルガモ作戦」をしかけてきます。
ナックル星人に肉親を殺されてしまった次郎は、郷とともに暮らしていた。そんな次郎はある日、死んだ兄の声を聞いて目を覚ます。そして、宇宙から飛来してきたバルタン星人の姿を見かけるのだった。
亡き兄の声を聞いた次郎
郷に怒った次郎は、建築に詳しい友達のススムに調査を依頼する。ススムは愛犬のコロとともにビルに忍び込むが、謎の煙がコロを連れ去ってしまう。そして、ススムの前にバルタン星人の影が出現。その影は、自分はバルタン星人Jrだと言い、自分の存在をMATに知らせろと脅した。ススムは郷にそのことを伝えるが、郷は信じてくれない。
翌日、ススムは再びビルに行き、作業員に「このビルはバルタン星人の建てたビルだ」と訴える。壁が設計図とは違う素材で作られていることを指摘するが、作業員は施工ミスだとして話を聞こうとしない。そして作業員の目が離れた瞬間、ススムは煙にまかれてさらわれてしまう。