2月18日 ウルトラセブン シャプレー星人の暗躍! 移動する地震源の正体とは!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」2月18日(1968年)

テレビマガジン編集部

宇宙人が化けているのは誰だ…?

岩村博士は女子大生が持っていた不思議な石に注目した。なんとこの石は、地球の核であるウルトニウムという物質らしい。普通なら、ウルトニウムが地上に転がっているはずがない。何者かがウルトニウムを採掘し、持ち出そうとしているのだ。

もし地球の中心からウルトニウムが失われれば、地球は崩壊してしまう。ウルトラ警備隊はマグマライザーで青沢山岳地帯の地中調査を開始。岩村博士は調査に同行すると言うが、榊に止められる。

地下に潜ったダンたちは、女子大生が聞いたものと思われる謎の声を聞く。そのころ、岩村博士たちのもとに残っていたアンヌは、榊に耳打ちされ、岩村博士の影が怪物になっていることに気づく。

岩村博士は宇宙人だったと確信したアンヌは、榊とともにこっそりその場を後にする。一方、外出から帰ってきた女子大生たちは、アンヌとともに行動する榊が何かを落としたことに気づいた。

アンヌたちは、後を追ってきた岩村博士に追いつかれてしまう。しかし、岩村博士が榊の落とした謎の金属を見せると、榊は動揺する。その金属は、地球上には存在しない物質だった。宇宙人は、榊のほうであり、催眠術を使って、アンヌに怪物の影を見せていたのだ。

榊は金属を奪い返すと、それを胸に当てシャプレー星人の姿に戻る。そこに到着したソガによってシャプレー星人は撃破されるが、それと同時に地中から怪獣・ギラドラスが現れた。
榊に姿を変え、岩村博士から高い評価を得ていたシャプレー星人  ©円谷プロ
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一方、マグマライザーはウルトニウムが掘り出されたことでできた空洞に落ち、そこから湧き出るマグマによってコクピット内の気温が急上昇。隊員たちは意識を失ってしまう。ダンも朦朧としてしまうも、なんとか意識を保ち、ウルトラセブンに変身。マグマライザーを持って地上に帰還する。セブンはそのままギラドラスと戦闘を開始。アイスラッガーでその首を切断し、勝利を収めたのだった。
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