あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月13日」(1973年)。
体を液体化させる怪獣・コスモリキッドはタロウによって倒されたかに思えた。しかし翌日、光太郎は謎の穴に落ちてしまう。そこは、別の怪獣・ライブキングのお腹の中だった。ライブキングはコスモリキッドも飲み込んでおり……。
コスモリキッドが出現
下宿先の白鳥家に帰宅した光太郎。すると、健一少年の様子がおかしい。当初は「誰も信じてくれない」と塞ぎ込む健一だったが、光太郎に説得されると口を開く。健一は、多摩川の堤防で釣りをしている人が怪獣に殺されてしまったところを見たらしい。そして、その怪獣の姿を描いた絵を見せる。その怪獣は、光太郎が一瞬だけ見たコスモリキッドだった。
光太郎はZATに連絡。コスモリキッドは多摩川の上流から下流に流れてきたと考える。だが、多摩川には、怪獣を押し流すほどの水流はないという疑問があった。いずれにせよ、ZATは多摩川から怪獣を出させる必要がある。ZATは電流を流してコスモリキッドを炙り出す作戦を開始するのだった。