ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 ジェラミー対デズナラク8世 王の座を賭けた戦いの勝者とは?

スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第26話】

テレビマガジン編集部

奈落王デズナラク8世の最期!

弱体化したデズナラク8世に切っ先をつきつけるジェラミー=スパイダークモノス   ©テレビ朝日・東映AG・東映
そしていよいよデズナラク8世とジェラミー・ブラシエリの雌雄を決する勝負のときがやってきました。

ギラたち5人の王が見守るなか、ジェラミーはスパイダークモノスに王鎧武装し、デズナラク8世と戦い始めます!

スパイダークモノスが繰り出した必殺技でデズナラク8世と共に地上へと、その戦いの場を移した両者でしたが、弱体化したデズナラク8世の身体には太陽のまぶしい光は強すぎました。

体力を消耗し、ガックリとその膝を地につけるデズナラク8世に対し、スパイダークモノスはクモノスレイヤーを突きつけます。

生きて憎しみと戦いから解放され、新たなバグナラクの民となれというジェラミーの言葉に耳を貸さぬデズナラク8世に、ついに覚悟を決めたジェラミーはそのダガーを振り上げとどめを刺そうとしました。

と、それを制したのがギラであります。

ギラは、先に手を出した者が悪であるとか、勝者が正義であるとかはすべて間違いで、大切なのはどちらが先に謝罪できるかということだと言い、デズナラク8世の前に立ちました。

そして、最初に人類を攻撃したのはバグナラクだが、自分たちもバグナラクを倒してきた。戦いはただ繰り返され、それは無意味な行為であり今ここで終わらせるべきだとデズナラク8世を諭したのです。

慟哭し戦意を喪失するデズナラク8世でしたが、そのとき、宰相カメジムが放った一撃がデズナラク8世の身体を貫き地面に突き刺さりました。

地面に磔にされたデズナラク8世の眼前に悠々と現れたカメジムは、戦意喪失、痛み分けなどにさせぬと、自分が元凶であることを自白したのでした。

2000年前に人類とバグナラクに憎しみのタネを巻き、戦わせたのはすべてカメジムの仕業だったのです!

カメジムが天に向かって合図すると一点の光が輝きました。

奈落王にけじめをつけさせようというのでしょう。

ジェラミーがデズナラク8世を救おうとしますが、虫ピンは抜けません。デズナラク8世は、お前が王となり、バグナラクの存在を認めさせてみろと最後の言葉をジェラミーにかけ、自分を救おうとするジェラミーを突き放して自らは光線を受けてその身体は灰となって崩れ落ちていきました。

奈落王の最期を見届けたカメジムはシュゴッドソウルを貪り食って巨大化し、ギラたちも、これがほんとうの最後の戦いだと王鎧武装、ゴッドキングオージャーを降臨させてカメジムに立ち向かいます。

カメジムはピンからの念力で攻撃を放ち、ゴッドキングオージャーを翻弄しますが、それでも戦いを終結させようとするギラたちの信念にはかないません。

人間もバグナラクをも馬鹿にしたカメジムに必殺技の制裁を加え、カメジムは人類の完全勝利を見届けながら爆発四散しました。

戦い終わって、チキューに6つ目の王国、狭間の国バグナラクの建国が正式に認められ、その王としてジェラミー・イドモナラク・ネ・ブラシエリが就いたのです!

こうして人類とバグナラクの長い戦いは終わりました。

しかし、大宇宙からチキューに新たな危機が迫っているようでありますが……この先は次回のエピソードで!

第27話はこちら!

●関連記事

●テレマガ刊行 キングオージャーの本

『王様戦隊キングオージャー&レジェンドスーパー戦隊とあそぼう!』『王様戦隊キングオージャー』と楽しくゲームあそびができるムック・第3弾の登場です。新ヒーローの戦力紹介に加えて、楽しい遊びの要素がいっぱい!付録は、番組にも登場する、昆虫パワーを詰め込んだコハクのようなアイテム「シュゴッドソウル」です。透明アクリルの中にリアルな昆虫フィギュアが輝く、この本だけの限定オリジナルバージョンです。
21 件
てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga