ここがすごいぞ! 『王様戦隊キングオージャー』 イシャバーナをけがすフンジーム!
スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第3話】
2023.03.19
ゴッドカマキリと美と医療の国・イシャバーナ!
そして、世界の勢力図をひっくり返すという秘宝を狙う地底国バグナラクが蛍型バグナラク、ボダルジームを使ってンコソパを急襲したのであります。
しかし、ギラとヤンマは共に戦い、見事勝利をおさめました。
ところが、この勝利の余韻にひたる間もなく、ふたりは守護神(シュゴッド)、ゴッドカマキリに捕まってしまいました。
そう、ゴッドカマキリは、美と医療の国・イシャバーナのシュゴッドであります。
そして、イシャバーナの女王こそ、豪華絢爛な衣装に身を包んだヒメノ・ランです。
ゴッドカマキリを操ったヒメノ・ランは、イシャバーナにギラとヤンマのふたりを連行したのでした。
どうやらヒメノは、伝説のゴッドクワガタを動かしたギラに興味をもっているようであります。
ヒメノはゴッドクワガタを全身お花でデコレーションして、イシャバーナの王宮の真ん中に置きたいとのたまいました。
啞然とするギラとヤンマ。もちろん、ギラはヒメノの要求を断ります。
ワガママ女王に背いたふたりは、お花の手かせをつけられてロープで天井から吊られる始末。
このままではらちがあきません。ギラは、シュゴッダムの孤児・コガネが食べたいと言っていた究極のご馳走「レインボージュルリラ」をヒメノに要求、これを差し出せばゴッドクワガタに相談してやってもいいと取引に出ました。
ギラの真意はいったい? この先の展開が気になるところでした。
本当は強くて民思いの女王ヒメノ・ラン=カマキリオージャー!
ヒメノが歩く先には絨毯が敷かれますが、ひとりの民の足元から飛んだ泥が絨毯についただけでヒメノはご立腹。さらに、広場から見える小高い丘の花畑に建っていたオンボロの家を壊してしまえという始末。
民の生活を蹂躙するヒメノの傍若無人ぶりにギラは怒り心頭。ヤンマもヒメノに見切りをつけ、脱出を考えているようです。
さらに、ヒメノの手術を受けた車椅子の娘・エッダがいまだ完治していないと、父親のカーレに金をたかられている様子。
ちょうどそのころ、地帝国バグナラクでは、人類抹殺とチキューの秘宝・三大守護神を手に入れるべく、次なる進軍の矛先をイシャバーナに定めていたのです。
イシャバーナの街にバグナラク出現の報せを受けたヒメノはいち早く現場に急行、ギラとヤンマもこれを追います。
広場では先ほどの車椅子の娘・エッダが逃げ遅れていました。
ヒメノは自らのドレスが汚れるのもかまわず泥に飛び込み、エッダを抱きかかえ助けたかと思うと、セバスチャンからオージャカリバーを受け取って「王鎧武装!」の掛け声勇ましく、カマキリオージャーへと変身!
群がるサナギムたちをバッタバッタと切り倒していくカマキリオージャー!
「ただ我がままに、我が道をゆく!」というヒメノのふるまいは、ひとえに民のことを思っての行動だったのです。