『ウルトラマンダイナ』ネオダランビア・ガラオン 明るく楽しく!

『講談社MOOK ウルトラ怪獣・宇宙人150 研究序説』よりぬきコラム【第10回】

テレビマガジン編集部

三面ロボ頭獣ガラオン
©円谷プロ PHOTO/講談社
すべての画像を見る(全6枚)
ウルトラマンシリーズに登場する怪獣・宇宙人の誕生物語やストーリー中での活躍を追跡して、解読するムック『ウルトラ怪獣・宇宙人150 研究序説』から、作品に登場する怪獣や宇宙人がなぜこれほど魅力的なのかをお伝えしましょう。

今回は『ウルトラマンティガ』に続く世界観を持った『ウルトラマンダイナ』(1997年)から、超合成獣ネオダランビア・三面ロボ頭獣ガラオンを紹介しましょう。

ダイナ怪獣の軸としてのスフィア合成獣

超合成獣ネオダランビア
宇宙球体スフィアが火星の地表物質を取り込んだ合成獣ダランビアの破片が、今度は開発プラントの残骸を取り込んで再怪獣化したものです。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
超合成獣ネオダランビアは『ウルトラマンダイナ』第1・2話「新たなる光[前・後編]」に登場する怪獣です。

『ウルトラマンダイナ』冒頭で人類の宇宙進出を邪魔する宇宙球体スフィアが飛来していますが、そのスフィアが火星の岩石と融合して合成獣ダランビアとなり、さらにTPC火星基地の残骸と融合して誕生したのがネオダランビアです。

通常の怪獣と並行してスフィア合成獣をひとつの系列として提示し、怪獣のシリーズを作ることでバリエーションを豊かにしているのです。

笑気ガスを武器に持つ3つの表情の侵略ロボ!

コメディ要素満載! 三面ロボ頭獣ガラオン登場エピソード

前へ

1/2

次へ

16 件