災害時にも使える! 新聞紙があれば生き残れる可能性が大アップ!

Vol.008_燃料、防寒にも使える! 新聞紙を使ったアイデア集

テレビマガジン編集部

あばれる君がアドバイスする、いざというとき役にたつ新聞紙使いこなしテクニック

新聞紙は折ったり巻いたりして使う!

新聞紙やチラシなどの紙は意外とじょうぶで、サバイバルや防災時には、いろいろな使い方ができる。折り紙のようにすればいろいろな形になるし、重ねれば強度もバッチリ出せるんだ。
だんだんと気温が下がっていく季節に役にたつ情報がいっぱいだ! と、あばれる君がアドバイスをくれたよ。

新聞紙は、加工すればいざというときの燃料に!

ちぎって、ぬらして、かわかすだけで「紙まき」燃料に!

新聞紙はそのままでもたきつけとして使える。でも、サバイバル用の燃料として考えるなら、新聞紙を使って、火つきも火もちもよい「紙まき」を作ってみよう。

用意するもの

・新聞紙
・バケツ
・ラップなどの芯
(1)新聞紙をちぎってバケツにいれ、しっかり水にひたす。
(2)水分をしぼりながら、ラップのしんなどに巻きつける。
(3)しんをぬいて、完全にかわくまで1週間ほど干しておく。
【あばれる君からアドバイス】
新聞紙を水にいれてふやかしたり、折り紙のように折ったりすると、手がインクでよごれることがあるから、注意しよう。

防寒用に使うなら?

断熱効果で防寒具に!

はだ着の上に腹巻きのようにするだけでバッチリあたたかい。室内や雨の降っていないところでは、ポンチョのように羽織っても使えるよ。

ポリぶくろと組み合わせてふとんに!

新聞紙はそのままでブランケットがわりになるけど、くしゃくしゃに丸めたものをポリぶくろにたくさんいれてふとんにすれば、すごく暖かいよ。
防寒には、サバイバルシートがあると、とても便利だ。いざというときには、新聞紙がサバイバルシート代わりになることをおぼえておこう。

折り紙のように加工して使うなら?

・紙食器

お皿やおわん、おぼんにコップなど、折り方さえおぼえればいろいろ作れる。水気の多いものをいれるときは、ラップやアルミホイルをしくといいよ。

・スリッパ

災害時には、割れたガラスをふまないよう2枚重ねで作ったものをはこう! みんな同じに見えるようなら、名前や絵を書いてもいいね。

・帽子

新聞紙は大きいから、折り紙で帽子を作れば、実際にかぶって使える。子どもの日に折って作るかぶとも帽子になるよ。

・ゴミいれ

新聞紙を折って、大きめの箱やふくろを作れば、ゴミいれとして使える。いっぱいになったらそのまま包んで捨てられるから、便利だよね。

災害など、緊急対策には?

簡易トイレの吸水材に

新聞紙は、小さくちぎったものを箱やポリぶくろにつめれば、簡易トイレの吸水材になる。この方法は、災害で断水したときに家でも使えるよ。

保冷剤がわりに

ひたひたにしめらせた新聞紙を何回か折って患部にはれば、きんきゅう用の保冷剤として使える。ジッパーぶくろにいれて冷やせば、熱中症にも使えるよ。
あばれる君
1986年9月25日生まれ。福島県矢祭町出身。ワタナベエンターテインメント所属。スキンヘッドがトレードマークで、ハイテンションネタ「熱血ひとり芝居」やオーバーリアクションで人気に。無人島の脱出番組などで活躍し、サバイバルの達人としても名を馳せている。
イラスト/吉山みかん
写真/神谷美寛(講談社写真部)
取材/鈴木俊行(EBI*PUB)
『あばれる君のすぐに使えるサバイバル大全』
火起こし、水の確保、シェルター作り……など、あばれる君のサバイバルテクニックのすべてがつまったマニュアル本。防災に役立つハウツー情報も掲載されています。

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

あばれるくん

あばれる君

abarerukun
芸人

1986年9月25日、福島県生まれ。駒澤大学法学部、ワタナベコメディスクールを経てワタナベエンターテインメントに所属。スキンヘッドがトレードマークで、ハイテンションのコントネタ「熱血ひとり芝居」や、オーバーリアクションで人気に。TBS系の『アイ・アム・冒険少年』の企画、脱出島で歴代最多優勝を誇るなど、サバイバルの達人として名を馳せている。Twitter:@abarerukun

1986年9月25日、福島県生まれ。駒澤大学法学部、ワタナベコメディスクールを経てワタナベエンターテインメントに所属。スキンヘッドがトレードマークで、ハイテンションのコントネタ「熱血ひとり芝居」や、オーバーリアクションで人気に。TBS系の『アイ・アム・冒険少年』の企画、脱出島で歴代最多優勝を誇るなど、サバイバルの達人として名を馳せている。Twitter:@abarerukun