アウトドアに役立つ! おおまかな天気を予想する方法を教えるぞ!

教えて! あばれる君 Vol.001_何時間かあとの天気を予想しよう!

テレビマガジン編集部

Vol.001_何時間かあとの天気を予想しよう!

アウトドアでの行動は、この先の天気がどうなるかを知らないと、大変なことになってしまうおそれがある。自然の様子を観察することで、おおまかな天気を予想する方法を教えるぞ。

[雲の形で予想] 雨をふらせる2つの雲を覚えよう!

空にはたくさんの雲が流れているけど、雨をふらせる雲として、覚えておいたほうがいいのは、積乱雲と乱層雲。この2種類の雲が近づいてくれば、雨がふり出すよ。
・積乱雲(せきらんうん)
「入道雲」ともよばれるように、力こぶのような雲がもくもくと大きくなる。急に、短時間の激しい雨をふらせ、雷もなるよ。

・乱層雲(らんそううん)
低気圧といっしょにやってきて、ほんぶりになるときにあらわれる低い位置の雲。やや長い時間にわたって雨をふらせるんだ。

空の様子から天気を予想しよう!

空気の中の水分量によって、遠くの見えかたが変わることなどから、空の様子をよく観察して、天気を予想することができるんだ。
【雨】太陽や月のまわりに雲がかかったら雨になる。
【雨】高い山に、カサのような雲がかかれば雨になる。
【強風】晴れた夜に星がよくまたたくときは、そのあと風が強くなる。

生き物の行動や言い伝えから予想する!

生物の行動や、自然げんしょうをよく観察して、天気を予想することを「観天望気」という。昔から言い伝えられていることが多く、けっこう当たるんだ。
【晴】夕立のあと虹が出たら、次の日は晴れる。
夕方の虹は、自分のいるところから西に太陽があり、東に雨のカーテンがあるときに見える。これは天気が回復するサインだよ。
【雨】カエルが鳴くと雨になる。
カエルは皮ふが敏感で、低気圧が近づいて雨がふる前に、空気中のしめり気がふえると鳴くといわれているよ。
【晴/雨】夕焼けの翌日は晴れ。朝焼けは雨になる。
天気は西から東へうつっていく。朝焼けは東の空が晴れで、西(自分がいるほう)にしめり気の多い空気があるときに見えるんだ。
【雨】ツバメが低く飛ぶと雨になる。
空気のしめり気が増えると虫が低いところを飛ぶから、飛びながら虫を食べるツバメも低く飛ぶよ。

ゲリラ豪雨の前ぶれを見のがすな!

最近は、ゲリラ豪雨(短時間にせまい場所で一気にふる大雨)が、いろいろなところで起こっている。積乱雲が発達した「かなとこ雲」など、まわりの変化に注意しよう。
かなとこ雲があらわれる。
にわか雨をふらせる積乱雲がさらに発達したかなとこ雲は、雨やひょう、とっ風などを起こすんだ。
急に空気がひんやりする。
それまでむしむし暑かったのに、急に空気の感じが変わって、ひんやりした風がふき出したら、ゲリラ豪雨の前ぶれだよ。
天気の予想はとてもむずかしい。空や生き物の様子から、だいたいの天気を予想することはできるけど、ぜったいに当たるものではないから、「目安」として考えて行動しよう。とくに「山の天気は変わりやすい」ので、注意しよう。

あばれる君
1986年9月25日生まれ。福島県矢祭町出身。ワタナベエンターテインメント所属。スキンヘッドがトレードマークで、ハイテンションネタ「熱血ひとり芝居」やオーバーリアクションで人気に。無人島の脱出番組などで活躍し、サバイバルの達人としても名を馳せている。

イラスト/吉山みかん
写真/神谷美寛(講談社写真部)
取材/鈴木俊行(EBI*PUB)
『あばれる君のすぐに使えるサバイバル大全』
火起こし、水の確保、シェルター作り……など、あばれる君のサバイバルテクニックのすべてがつまったマニュアル本。防災に役立つハウツー情報も掲載されています。

●関連記事

●関連書籍

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンTwitter @t...