【ウルトラマンデッカー】復活したスフィアレッドキングとスフィアゴモラ!【人気怪獣】

TELEMAGA.netが独自につかんだ『ウルトラマンデッカー』第23話の最新情報を大公開!

テレビマガジン編集部

真っ赤に染まったレッドキング

ナツミシティに現れたレッドキング  『ウルトラマンデッカー』第9話「誰がための勇姿」
いっぽう、スフィアレッドキングは、『ウルトラマンデッカー』第9話「誰がための勇姿」が初登場になる。

こちらも、レッドキングにスフィアが融合して誕生した合成獣だ。

もともとクリーム色をしていた体は真っ赤に染まり、体のいたるところからスフィアのような突起物が体を突き破るように生えていて、凶暴性が増している。

顔つきも、キバが伸びたことにより、さらに凶悪なものになっている。

ゴモラ同様、瞳がなくなって目が青白く光っていることから、スフィアに乗っ取られているのだとわかる。

第9話「誰がための勇姿」では、グレゴール人のグレースと戦ったが、最後は、GUTSグリフォンのハイパーソーンレーザーを撃ちこまれて爆発した。
グレゴール人に突進するスフィアレッドキング  『ウルトラマンデッカー』第9話「誰がための勇姿
どくろ合成獣スフィアレッドキング
身長:45メートル
体重:2万5000トン
今回はさらに、このスフィアゴモラとスフィアレッドキングの元となった二大怪獣、レッドキングとゴモラの初登場シーンも振り返ってみよう。

意外とあっけない? 怪獣王

ウルトラマンと戦うレッドキング  『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」
レッドキングが初めて登場したのは、『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」だ。

暴れん坊の怪獣たちが多数生息する多々良島で、チャンドラーやマグラーを圧倒する最強怪獣として君臨していた。

レッドキングの強さは、なんといっても、その怪力っぷりであろう。

光線技などはいっさい持たず、大きな岩石を投げつけたり、突進して頭突きを食らわすことを得意とする。

だが、多々良島では無敵を誇っていたレッドキングも、ウルトラマンと戦ったときは、チョップにネック・ハンギング・ツリー(首を持って体全体を持ち上げるプロレス技)さらには、ウルトラスウィングで投げ飛ばされるなど、さすがのウルトラマンには敵わなかったようだ。

最後は、首投げを決められ、地べたに仰向けになったまま動かなくなるという、怪獣の王にしてはあっけない最期を見せた。

ちなみに、どくろ怪獣と呼ばれているのは、頭部が、どくろ=がいこつに似ていることに由来している。
力尽きて動かなくなるレッドキング  『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」
怪獣王とも呼ばれるレッドキングは、なぜあっけない最期をとげたのだろうか

じつは、友好珍獣ピグモンが持っていたピンクの風船が、その謎を解くカギになっている。

ウルトラマンが登場する前に、レッドキングがピグモンに岩を投げつけ、ピグモンはその岩の衝撃で息たえて、持っていた風船を放してしまう。

風船は、そのまま空へとのぼっていく。

目の前に現れた風船に気をとられたレッドキングの鼻先めがけて、アラシ隊員とイデ隊員が光線銃スーパーガンを発射!

レッドキングは、このときの攻撃で、目がよく見えなくなってしまったのではないだろうか。

だからこそ、ウルトラマンへの頭突き攻撃は空振りに終わり、その後、ウルトラマンに反撃することもできずにあっけなく倒されてしまったのだ。

レッドキングは全力で戦えてはいなかったと言えるだろう。

レッドキングの強さは、こんなものではないはず!
レッドキングに岩を投げつけられてたおれるピグモン  『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」
百聞は一見にしかず。

このシーンは、映像で実際に確かめてみよう!
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