2月14日 ウルトラマンダイナが深海竜・ディプラスと水中戦を展開!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月14日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月14日」(1998年)。
ディプラスと戦うウルトラマンダイナ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球をまもる。

コウダ隊員の旧友である藤倉の夢であった海底研究基地・トライトンJⅡが建設され、コウダは藤倉のもとを訪れていた。しかし、コウダが藤倉と別れた直後、トライトンJⅡがディプラスに襲撃され、藤倉は亡くなってしまう。コウダは、生き残った数名の職員を救うため、ガッツマリンで救助に向かった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

トライトンJⅡが破壊される

コウダが訪れた、トライトンJⅡ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1998年2月14日は『ウルトラマンダイナ』第23話「夢のとりで」が放送された日です。TPCが新たに開発した海底研究基地・トライトンJⅡに招待されたコウダ隊員。この基地を設計したのは、訓練生時代からの友人である藤倉だった。夢を叶えた藤倉を労い、握手をすると、コウダはトライトンJⅡを後にする。

しかし、その後、トライトンJⅡが何者かに破壊されたという連絡があった。敵の襲撃は、コウダが出発した直後に発生したのだ。破壊されたのは、3つあるドームのうちのひとつだけだったが、運悪くその時間は、ほとんどの職員が襲撃されたドームに集まっていた。そして、メインコントロールルームにいた2名を除き、職員は全員命を落としてしまった。

夢を叶え、さっきまで話をしていた藤倉が突然亡くなったことに大きなショックを受けるコウダ。ヒビキ隊長は、アスカとリョウ隊員に生存者の救助を命令するが、コウダもその救助作戦に志願する。ヒビキ隊長はそれを承諾し、コウダはアスカとともにガッツマリンで海底に潜るのだった。

トライトンJⅡに向かう途中、コウダは藤倉について、アスカに話していた。藤倉にとって、トライトンJⅡは2番目の夢だった。藤倉は、潜水艇で世界の海を駆け巡るという夢を持っていた。しかし、訓練生時代の怪我が原因で、その夢を絶たれてしまったのだ。しかし、藤倉はめげずに努力をし、トライトンJⅡの設計者として新たな夢を叶えたのだった。
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