12月18日 ウルトラマン ジャミラが祖国への復讐にやってくる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月18日(1966年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月18日」(1966年)。
ジャミラと戦うウルトラマン  ©円谷プロ
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“初代”ウルトラマンが活躍する『ウルトラマン』は、科学特捜隊のハヤタ・シンが、ウルトラマンと一体化し、怪獣や宇宙からの侵略者から地球を守るために戦う物語だ。前作の『ウルトラQ』で描かれた、怪獣や宇宙人によって引き起こされる超常現象や事件といった要素に加え、ウルトラマンというヒーローを登場させることで、前作を上回る大人気番組となった。

日本での開催を控えた、国際平和会議。その出席者である各国の代表者を乗せた旅客機や船が爆破される事件が相次ぐ。イデ隊員はスペクトル光線を開発し、目には見えない敵のロケットを発見。そこから怪獣・ジャミラが現れる。しかし、ジャミラは人間が変貌した姿だった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

世界の要人が殺害される

1966年12月18日は『ウルトラマン』第23話「故郷は地球」が放送された日です。各国のリーダーが集まる国際平和会議が開催されようとしていた。しかし、最近飛行機や船舶が突然爆散するという事件が相次いで発生。しかも、被害に遭ったのはみな国際平和会議に出席する要人が乗っているものだった。何者かが世界平和会議の妨害をしようとしていると考えた科学特捜隊パリ本部は、アラン隊員を日本支部に派遣。ハヤタたちは調査を開始する。

同じころ、子どもと老人をひき逃げし警察から逃走する車が、見えない壁に激突し炎上するという事件が発生。情報を得たハヤタたちは犯人を追っていた警官の案内で事件現場を訪れる。そこで、ハヤタたちの車は見えない何かにぶつかり、突然何もないところから炎が噴射される。ハヤタたちは見えないロケットにぶつかり、そのロケットが離陸したのだ。ムラマツキャップから連絡を受け、イデ隊員とフジ隊員はジェットビートルで出動。見えないロケットが残した飛行機雲から居場所を計算し攻撃するが、逃げられてしまう。

ムラマツキャップは、見えないロケットが高速で回転することで透明化しているのだと推測した。イデは3種のスペクトル光線を開発。科学特捜隊は再び出撃し、見えないロケットに命中させると、ロケットは姿を現す。科学特捜隊がロケットを撃墜すると、そこから怪獣が現れる。怪獣は科学特捜隊の攻撃を受け逃走。一方、アランはその怪獣を見て何かに気づいたようだった……。
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