あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月18日」(1966年)。
日本での開催を控えた、国際平和会議。その出席者である各国の代表者を乗せた旅客機や船が爆破される事件が相次ぐ。イデ隊員はスペクトル光線を開発し、目には見えない敵のロケットを発見。そこから怪獣・ジャミラが現れる。しかし、ジャミラは人間が変貌した姿だった。
世界の要人が殺害される
同じころ、子どもと老人をひき逃げし警察から逃走する車が、見えない壁に激突し炎上するという事件が発生。情報を得たハヤタたちは犯人を追っていた警官の案内で事件現場を訪れる。そこで、ハヤタたちの車は見えない何かにぶつかり、突然何もないところから炎が噴射される。ハヤタたちは見えないロケットにぶつかり、そのロケットが離陸したのだ。ムラマツキャップから連絡を受け、イデ隊員とフジ隊員はジェットビートルで出動。見えないロケットが残した飛行機雲から居場所を計算し攻撃するが、逃げられてしまう。
ムラマツキャップは、見えないロケットが高速で回転することで透明化しているのだと推測した。イデは3種のスペクトル光線を開発。科学特捜隊は再び出撃し、見えないロケットに命中させると、ロケットは姿を現す。科学特捜隊がロケットを撃墜すると、そこから怪獣が現れる。怪獣は科学特捜隊の攻撃を受け逃走。一方、アランはその怪獣を見て何かに気づいたようだった……。