6月28日 ウルトラマンレオ 怪獣バンゴはものまねが好き?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月28日(1974年)

テレビマガジン編集部

体にガスを溜め込んだバンゴが飛んでいく!

バンゴは市街地に移動し破壊活動を開始。MACは出撃して応戦するが、敵の暴走を止めることはできない。すると、業を煮やした佐藤が「脅かしてやる」と言って、バンゴのいる遊園地に向かうと、近くに浮いているアドバルーンを繫いだロープをよじ登りはじめる。

ロープを登りきり、アドバルーンに跨る佐藤。バンゴの注意を自分に向けさせると、タバコをアドバルーンに押し付け、破裂させる。バンゴはそれに驚き、逃げ出した。一方、アフリカ暮らしの賜物なのか、破裂させたアドバルーンから落下しても佐藤は大した怪我もないのであった。

しかし、その後すぐにバンゴは再出現。暴れながら、街中のアドバルーンを破裂させていく。すると、ゲンはバンゴが、自分が面白いと思ったことをまねする習性があることに気づく。そこで、伸縮自在のMACの制服にガスを注入して体を膨らませる作戦を決行した。プクプクに膨れて空を浮かぶ佐藤。それを見たバンゴは、佐藤が大量に息を吸って空を浮かんでいるのだと勘違いし、自分も大量に息を吸いはじめる。
バンゴに特殊ガスを吹き込むウルトラマンレオ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
しかし、バンゴがくしゃみをしたことで突風が吹き、佐藤を繫いでいたロープが切れてしまう。ゲンはウルトラマンレオに変身。佐藤を救出すると、バンゴの尻尾から特殊ガスを吹き込んだ。膨れ上がったバンゴは、そのまま宇宙に帰っていったのだった。

風船怪獣 バンゴ

ものまね好きで、気に入ったことはなんでもまねをする  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
風船怪獣 バンゴ

身長/53メートル
体重/4万トン

地底で1億5000万年もの間、眠っていた古代怪獣で、胸やお腹の赤い部分は空気が入ると膨れる。愛嬌があるが、怒ると手をつけられないほど暴れてしまう。

登場エピソード:『ウルトラマンレオ』第12話「冒険野郎が来た!」(1974年6月28日放送)
脚本:阿井文瓶/特撮監督:矢島信男/監督:筧 正典

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンレグロス』2023年5月23日(火)より国内独占配信開始!
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6月28日はゲンが佐藤隊員とともにバンゴに挑んだ日

6月28日は、MACに新隊員が加入。ゲンとともにバンゴに挑んだエピソードの日。戦いを終えた佐藤隊員は、MACで働くことよりも冒険を続けることを選び、ゲンたちに別れを告げて去っていきました。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。