あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月21日」(1975年)。
新たな円盤生物・星人ブニョが現れ、美山家の母・咲子を人質にとった。レオはその身を差し出し咲子を救出するも氷漬けにされ、バラバラに解体されてしまう。
ブニョがレオをおびき寄せる
早速ゲンを見つけたブニョは、病人を装い奇襲を仕掛けるが、失敗して返り討ちにあう。しかし、その際に梅田トオル少年の姿を見たブニョは、すぐに次の作戦を思いつくのだった。夕食後の美山家。長女のいずみは、ふと、ブラックスターのターゲットはレオであり、レオがいるから地球は狙われるのではないかと漏らす。ゲンはわずかに動揺するが、トオルたちがそれを否定したことで笑顔を取り戻すのだった。
すると、電話がかかってくる。咲子の務める病院に泥棒が入ったらしく、看護師長である咲子がすぐに病院にいかなくてはならなくなってしまったのだ。咲子は病院に向かうが、それはブニョによる罠だった。咲子は診察台に体を縛りつけられると、美山家のテレビが勝手につきその様子を映し出す。ゲンはトオルたちを置いて病院に向かい、ブニョと対峙。咲子と引き換えにその身を差し出した。