6月11日 ウルトラマン80 肥留間島で見つけた貝殻は怪獣の細胞だった!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月11日(1980年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月11日」(1980年)。
メダンと戦うウルトラマン80  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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1980年4月2日より放送が開始された『ウルトラマン80』。中学校の教師であり、地球防衛軍の怪獣・怪事件の対策チームUGMの隊員でもある矢的 猛がウルトラマン80に変身。人間の憎しみや悲しみといったマイナスエネルギーが生み出す怪獣に立ちむかう。

肥留間島に現れた怪獣・メダンを海岸に誘導し撃破したUGM。ハラダ隊員はそこで綺麗な貝殻を見つけエミ隊員にプレゼントするが、それはメダンの細胞だった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

メダンを撃破したUGM

1980年6月11日は『ウルトラマン80』第11話「恐怖のガスパニック」が放送された日です。東シナ海の肥留間島にある天然ガス貯蔵基地で、怪獣の卵が見つかった。その卵は孵化し、小さい怪獣が生まれてしまう。通報を受けた猛たちUGMは現場に到着。そこには、一晩で人間の大人ほどの大きさに成長した怪獣・メダンがいた。

ガスを吸っているメダン。ここで火器を使用することはできないため、UGMはメダンを海岸まで誘導し、レーザーを発射。ガスを体内にため込んでいたメダンは、大爆発を起こし撃破された。無事に怪獣を倒したことを、極東エリア基地で待つオオヤマキャップに報告する猛たち。

すると、彼らはオオヤマキャップから休暇を与えられた。肥留間島の美しい海で、童心に帰って遊ぶ猛たち。そこで、ハラダ隊員は綺麗な貝殻を発見。エミ隊員にプレゼントし、東京に戻った。

しかしその後、エミが倒れているのが発見される。検査の結果、原因は一酸化炭素中毒によるものだと判明。メダンがガスを吸い、一酸化炭素を吐き出していたことを思い出す猛。そこに、ハラダが入室してくる。分析の結果、ハラダがエミに渡したのは、メダンの細胞だったことがわかったのだ。オオヤマキャップから激しい𠮟責を受け、エミと共に基地からの外出を禁じられるハラダ。
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