3月19日 ザ☆ウルトラマン ヘラー軍団が占拠したU40に科学警備隊が突入!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月19日(1980年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月19日」(1980年)。
戦いに向かうU40のウルトラヒーローたち  ©円谷プロ
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『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

アミアからの要請を受け、科学警備隊はヘラー軍団の前線基地である土星の衛星・タイターンを攻撃。エレク、ロトらU40の戦士たちの加勢を得て、これまで地球に怪獣を送り込んでいたロイガーを撃破する。しかし、その直後、捕らえられていたアミアは、ヘラー軍団が占拠したU40に送られてしまうのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

トベとマルメはヒカリがジョーニアスなのかと疑う

1980年3月19日は『ザ☆ウルトラマン』第49話「ウルトラの星へ!!第3部 U(ウルトラ)艦隊大激戦」が放送された日です。アミアを追って、ウルトラ大艦隊と共にU40に急行する科学警備隊。その道中で、以前からヒカリがウルトラマンジョーニアスなのではないかと考え始めていたマルメ隊員とトベ隊員は、ヒカリとジョーニアスの行動記録をもとに、コンピューターでその確率を計算する。結果は、99%以上の確率でヒカリがジョーニアスであることを示した。

ウルトリアは亜空間でのワープ航行を終え、U40まで1000万キロメートルの地点に到着した。すると、宇宙空間に無数のウルトラ人が漂っているのを発見。科学警備隊は彼らを回収する。ウルトラ人たちは、U40を占拠したヘラー軍団によって宇宙空間に放り出されたものと推測された。ウルトラ人たちは呼吸をしていなかったが、U40の戦士・ロトやエレクによると、ウルトラ人は自らの体を仮死状態にさせることでその身を守る能力があるらしい。

しかし、ヒカリはウルトラ人たちの体から、僅かにカチカチという音がしていることに気づく。ゴンドウキャップはその場から退避を命じると、ウルトラ人たちの体は爆発を起こす。ウルトラ人たちは体内に時限爆弾を仕掛けられていたのだ。ヒカリたちは無事だったものの、ウルトリアは損傷。さらに、科学警備隊が罠にかかるのを待っていたヘラー軍団の大艦隊が姿を現した。
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