あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月19日」(1980年)。
アミアからの要請を受け、科学警備隊はヘラー軍団の前線基地である土星の衛星・タイターンを攻撃。エレク、ロトらU40の戦士たちの加勢を得て、これまで地球に怪獣を送り込んでいたロイガーを撃破する。しかし、その直後、捕らえられていたアミアは、ヘラー軍団が占拠したU40に送られてしまうのだった。
トベとマルメはヒカリがジョーニアスなのかと疑う
ウルトリアは亜空間でのワープ航行を終え、U40まで1000万キロメートルの地点に到着した。すると、宇宙空間に無数のウルトラ人が漂っているのを発見。科学警備隊は彼らを回収する。ウルトラ人たちは、U40を占拠したヘラー軍団によって宇宙空間に放り出されたものと推測された。ウルトラ人たちは呼吸をしていなかったが、U40の戦士・ロトやエレクによると、ウルトラ人は自らの体を仮死状態にさせることでその身を守る能力があるらしい。
しかし、ヒカリはウルトラ人たちの体から、僅かにカチカチという音がしていることに気づく。ゴンドウキャップはその場から退避を命じると、ウルトラ人たちの体は爆発を起こす。ウルトラ人たちは体内に時限爆弾を仕掛けられていたのだ。ヒカリたちは無事だったものの、ウルトリアは損傷。さらに、科学警備隊が罠にかかるのを待っていたヘラー軍団の大艦隊が姿を現した。