2月23日 ウルトラマンA オオサンショウウオが超獣に変貌!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月23日(1973年)

テレビマガジン編集部

ハンザギランが暴走!

坂上は、金銭問題で家を失ってしまったらしい。村人を恨み、サユリを不憫に思う坂上。その後、坂上とサユリは鍾乳洞から庄兵衛を連れ出すが、目を離すと庄兵衛は巨大な超獣・ハンザギランに変貌した。暗い鍾乳洞で暮らしていた庄兵衛は、太陽光を浴びると超獣に変身してしまうのだ。

変わり果ててしまった庄兵衛を見て悲しむサユリだったが、坂上は村を襲うハンザギランに大喜びだ。しかし、サユリが、庄兵衛に言うことを聞かせる笛を吹くと、ハンザギランはもとの姿に戻った。庄兵衛を二度と外に出さないと坂上に誓わせるサユリ。だがその夜、坂上は庄兵衛を連れ出し姿を消してしまった。

翌朝、祖父と庄兵衛の姿が見えないサユリは、超獣出現の連絡を聞いて再び日原村にきていた北斗に助けを求める。すると、ハンザギランが出現。TACは攻撃するが、いくらダメージを与えてもハンザギランは倒れない。破壊活動を続けるハンザギラン。その攻撃は、サユリたちにも向けられてしまう。そして、庄兵衛に指示を出す笛も破壊されてしまった。坂上はサユリを逃がすが、ハンザギランの溶解液を浴び、体が溶けて命を落としてしまう。

北斗はウルトラマンAに変身してサユリを救出すると、ハンザギランと戦闘を開始。しかし、やはりハンザギランに攻撃は通用しない。するとAはエースバリヤーでハンザギランの体を包み、太陽光を遮断。ハンザギランは庄兵衛に戻ったのだった。

液汁超獣 ハンザギラン

暴走して、見境なく攻撃をする  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
液汁超獣 ハンザギラン

身長/59メートル
体重/4万トン

オオサンショウウオの庄兵衛が、太陽光を浴びて超獣となった姿。口から溶解液を吐き攻撃する。当初は坂上の笛の指示で行動していたが、暴走してしまった。一切の攻撃を受け付けず、不死身の肉体を持つが太陽光を遮断され庄兵衛の姿に戻った。

登場エピソード:『ウルトラマンA』第47話「山椒魚の呪い!」(1973年2月23日放送)
脚本:石堂淑朗、山元清多/特殊技術:田渕吉男/監督:古川卓己

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』2023年2月23日(木・祝)よりTSUBURAYA IMAGINATIONにてオンライン独占配信開始!
https://m-78.jp/videoworks/ultraman-decker-final/

2月23日はオオサンショウウオが超獣になった日

2月23日は、村から孤立する坂上老人とサユリが飼うオオサンショウウオの庄兵衛が、ハンザギランになって暴れたエピソードの日。サユリたちが暮らしていた鍾乳洞は封鎖され、庄兵衛はそのなかに封印されました。

唯一の肉親と、唯一の友だちを失ってしまったサユリ。しかし、その後サユリは竜隊長の姉に引き取られ、幸せに暮らすことができたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。