

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月17日」(1999年)。
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ワームホールからブリッツブロッツが襲来!
根源的破滅将来体の尖兵・ブリッツブロッツがワームホールを通じて地球に襲来。ブリッツブロッツは明らかに知性と情報を持っており、対根源的破滅地球防衛連合G.U.A.R.D.(ガード)の施設を破壊する。すると、以前にも出現した怪獣・ティグリスの別個体が現れブリッツブロッツに攻撃をはじめた。
一方、風水師の黒田 恵は、G.U.A.R.D.の柊 博之准将と出会う。黒田は以前、ミズノエノリュウと心を通わせたことがある人物で、一方柊准将は怪獣によって仲間を失った過去から、眠っているティグリスに先制攻撃を仕掛けた人物だった(第38話「大地裂く牙」)。対立する考えを持つ黒田に、柊准将は「自分は大切なものを守るために戦っている」のだと語る。
その後、突如ワームホールが開き地球外から謎の怪獣が出現し、特捜チームXIGの戦闘機部隊、チーム・ライトニングが迎撃に向かう。そこに、藤宮博也が変身したウルトラマンアグルも登場。その怪獣・ブリッツブロッツはG.U.A.R.D.国際フォーラムの目の前に降り立ち、戦闘が開始される。しかし、ブリッツブロッツは胸部の装甲を展開して結晶体のような部位を露出させると、そこでアグルの発射した光線を吸収。そのエネルギーで光線を打ち出した。さらにブリッツブロッツはアグルのエネルギーを奪い、戦闘不能に追い込むとG.U.A.R.D.国際フォーラムを破壊。飛び去っていった。
G.U.A.R.D.国際フォーラムは、表向きは会議場だが、地下にはG.U.A.R.D.の新兵器の研究施設が隠されていた。ブリッツブロッツはそれを知っており、目的は施設の破壊だったのだ。そして、再びG.U.A.R.D.の施設を狙ってくることが推測される。そして、その予測どおりブリッツブロッツは高エネルギー弾頭の分解作業中のジオ・サテライトNo.3に現れた。