あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月29日」(1999年)。
対根源的破滅地球防衛連合G.U.A.R.D.(ガード)の柊博之准将は、地底で眠っている怪獣・ティグリスを地底貫通弾で撃破しようとする。ただ眠っているだけの怪獣を殺そうとする柊准将を、藤宮は止めようとするが、彼にも危険な怪獣を倒すと決意した理由があった。
G.U.A.R.D.が地底貫通弾の発射を決定する
千葉辰巳参謀は、地底貫通弾の使用を止めるよう訴えるが、柊准将はいつ目覚め、人々に牙を向くかわからないティグリスを倒すために決定したことだと宣言。特捜チーム・XIG(シグ)にバックアップを依頼したのだった。怪獣を確実に倒すと決意する柊准将。彼には、怪獣に部下たちを全滅させられた過去があった。
一方、我夢はただ眠っているだけの怪獣を殺すことに疑問を持つ。すると、藤宮が現れた。
「地球に向けた刃は、いつか必ず人間自身に跳ね返る」
藤宮はそう言って、地底貫通弾の発射を阻止すると告げる。その後、我夢は津村湖で、風水師の黒田 恵と遭遇した。
黒田はミズノエノリュウの事件の際に活躍した女性で、我夢はウルトラマンガイアに変身した状態で彼女と出会っていた。黒田によると、ティグリスは膨大な大地のエネルギーに守られており、倒すことはできないらしい。