2月7日 恐れを喰らう魔物 モズイにウルトラマンダイナも恐怖!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月7日(1998年)

テレビマガジン編集部

恐怖の妖獣、モズイが巨大化して現代に蘇る

翌日、スーパーGUTSは姿を消したモズイの調査をはじめた。カリヤ・コウヘイ隊員とナカジマ・ツトム隊員は「ツクヨの泉」を探すが、泉は埋め立てられ、高層ビルが建っていた。一方、モズイが消えた理由は、月が雲で隠れたからであることが判明。さらにリョウは、綾野博士が残したモズイの研究データを発見した。

博士の研究によると、モズイは兵士の「恐怖」を喰らうということがわかる。ツクヨの兵士が石を泉に捨てたという伝説は、自身の恐怖を込めた石を兵士が捨て、その恐怖をモズイが吸収しているということだった。

ヒビキ・ゴウスケ隊長は、ツクヨの兵士が記した「泉」という言葉は、鏡のような、姿を映すものを指していると考え、「ツクヨの泉」のあった高層ビルに隊員たちを急行させる。ヒビキ隊長の予想どおり、鏡のように月を映した高層ビルから、巨大なモズイが出現。モズイに恐怖するリョウに、ヒビキ隊長は「恐れをすべて捨てた兵士は、死と破壊しか生まない。恐れを恥じることはない」と伝える。

モズイはツクヨの兵士たちが捨てた大量の石を吐き出して攻撃。リョウの乗るガッツイーグルγ号は不時着してしまう。アスカはウルトラマンダイナに変身して、戦闘を開始。ところが、自在に姿を消し、強襲してくるモズイに、ダイナすらも恐怖してしまう。

しかし、ダイナは恐怖を乗り越えてモズイに反撃。雲が月に隠れたことで弱体化したモズイは、鏡の中に逃げようとするが、リョウは勇気を振り絞って地上からダイナを援護。ダイナはソルジェント光線でモズイを撃破するのだった。

妖獣 モズイ

月が隠れるとパワーが低下する  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
妖獣 モズイ

身長/61メートル
体重/6万2000トン

4世紀前半ごろ、ツクヨの兵士たちの恐怖を食べていた魔物。ツクヨの兵士たちは「恐怖を捨てさるということは、人間らしさを捨てるということ」だと気づいたとみられ、彼らによって青銅鏡(凍れる泉)に封印された。発掘されて蘇り、“現代の兵士”であるスーパーGUTS隊員の恐怖を喰らおうとする。

登場エピソード:『ウルトラマンダイナ』第22話「ツクヨの兵士」(1998年2月7日放送)
脚本:太田 愛/監督・特技監督:北浦嗣巳

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TSUBURAYA IMAGINATION
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2月7日はモズイが復活。スーパーGUTSの恐怖を喰らおうとした日

2月7日は、人の恐怖を喰らうモズイの封印が解かれたエピソードの日。恐怖の塊のようなモズイを相手に、リョウは自身の恐怖と向き合い、ダイナを助けます。そして、恐ろしいモズイは撃破されたのでした。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。