2月19日 ウルトラマン 山火事を起こすザンボラーが出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月19日(1967年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月19日」(1967年)。
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ザンボラーと戦うウルトラマン  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“初代”ウルトラマンが活躍する『ウルトラマン』は、科学特捜隊のハヤタ・シンが、ウルトラマンと一体化し、怪獣や宇宙からの侵略者から地球を守るために戦う物語だ。前作の『ウルトラQ』で描かれた、怪獣や宇宙人によって引き起こされる超常現象や事件といった要素に加え、ウルトラマンというヒーローを登場させることで、前作を上回る大人気番組となった。

鎌倉周辺で原因不明の山火事が発生。それは、開発によって住処を追われたザンボラーによるものだった。科学特捜隊は、休暇で日本にきていたパティとともにザンボラーに挑む。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

謎の山火事が発生

1967年2月19日は『ウルトラマン』第32話「果てしなき逆襲」が放送された日です。科学特捜隊インド支部から、パティという女性の隊員が休暇で日本を訪れていた。ハヤタは、パティの日本観光をエスコートしていると、鎌倉周辺で原因不明の山火事が発生しているため現場に急行せよとフジ隊員から連絡を受ける。

山火事は、イデ隊員とアラシ隊員が操縦するジェットビートルによって消火された。現場に向かったハヤタたちは、川の水がお湯のように熱くなっていることに気づき、さらに地震に遭遇。詳しく調査を行うと、怪獣が現れた。ハヤタとパティは、その怪獣・ザンボラーに攻撃を開始。しかし、ザンボラーはどこかに逃げてしまった。

科学特捜隊は、防衛軍に協力を要請。東京方面に向かおうとするザンボラーの前に、戦車隊が立ちはだかる。しかし、ザンボラーは戦車隊の砲撃をものともせず、さらにヒレを発光させると、戦車は発火、爆発してしまった。
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