2月18日 ウルトラマン80 バルタン星人がチャレンジ魂を発揮する!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月18日(1981年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月18日」(1981年)。
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バルタン星人(六代目)と戦うウルトラマン80  ©円谷プロ
1980年4月2日より放送が開始された『ウルトラマン80』。中学校の教師であり、地球防衛軍の怪獣・怪事件の対策チームUGMの隊員でもある矢的 猛がウルトラマン80に変身。人間の憎しみや悲しみといったマイナスエネルギーが生み出す怪獣に立ちむかう。

バルタン星人(六代目)が地球に襲来。子ども同士の争いを、人間同士の争いにスケールアップさせ、地球侵略を画策する。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

バルタン星人(六代目)が暗躍

1981年2月18日は『ウルトラマン80』第45話「バルタン星人の限りなきチャレンジ魂」が放送された日です。缶蹴りがきっかけで喧嘩をしはじめてしまう少年たち。バルタン星人(六代目)はそれを見て笑っていた。その後、喧嘩をしていた少年たちのひとりである山野少年は、以前撮影したブルートレインの写真を現像していた。すると、UFOのような物体が写った写真を見つける。

この写真は、1枚余ったフィルムで夕日を撮影した際、近くにいた青年が投げたフリスビーが偶然写ってしまったものだった。しかし、この青年はバルタン星人(六代目)が化けた姿だった。

「ふはははは! これが喧嘩の元になるとは、お釈迦様でもご存知あるめえ!」

この写真は、人間同士を争わせようとするバルタン星人(六代目)の作戦の第一段階であったのだ。

友人たちと折り合いが悪い山野少年。彼は、先日撮影した写真に写ったUFOが偽物であることをわかったうえで、「本物のUFOを発見して、テレパシーを受け取った」と噓をつく。しかし、友人たちは誰も信じてくれない。そこで、今度は自分でフリスビーを投げ、UFO写真の捏造をしようとしはじめた。

広場でカメラのタイマーをセットし、UFOの写真を撮ろうとする山野少年。しかし、タイミングが合わずうまく写真が撮れない。すると、彼の母親が撮影の手伝いにやってくる。しかし、母親はバルタン星人(六代目)の変装だった。母親に化けたバルタン星人(六代目)は本物の小さなUFOを取り出すと、ふたりは協力して、インチキ写真を撮りはじめる。
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