2月20日 ウルトラQ モグラが巨大怪獣になった理由は驚異の研究薬!? 

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月20日(1966年)

テレビマガジン編集部

1966年2月20日は『ウルトラQ』第8話「甘い蜜の恐怖」が放送された日。ある嵐の夜、伊佐山農事試験場が荒らされる。そこにあった、生物を巨大化させる「ハニーゼリオン」という実験中の薬物が盗まれてしまったのだ。

そのころ、万城目はセスナ機の操縦訓練をする一平を指導しながらフライトしていると、突然地面が盛り上がり、機関車が脱線してしまう事故を目撃する。

一方、ハニーゼリオンを研究していた木村研究員は、使い方を間違えれば危険なハニーゼリオンの行方を、気にしていた。また、ハニーゼリオンは、近いうちに学会に発表することになっている。気を揉んでいた木村を、婚約者の愛子は励ます。

脱線事故から数日後、一の谷博士、淳、一平、由利子たちは、博士の友人が場長をする伊佐山農事試験場を訪れた。ハニーゼリオンの説明を受ける万城目であったが、その時、近くに巨大なモグラが姿を現す。その巨大もぐら・モングラーによって田畑が荒らされ、家は壊され、家畜が食べられてしまった村人から非難される場長と木村たち。

同じ頃、万城目たちはハニーゼリオンが保管されていた試験場にいた。その場の状況から、由利子は誰かがハニーゼリオンを培養していた温室にモグラを入れたのだと考える。そこに、伊丹という研究員が温室を荒らして出てきたところを見たという証人が現れる。さらに由利子たちは、事件があった日の宿直が伊丹であったことを確認する。
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