2月20日 ウルトラQ モグラが巨大怪獣になった理由は驚異の研究薬!? 

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月20日(1966年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月20日」(1966年)。
巣穴から地表に出現して暴れる巨大モグラ、モングラー  ©円谷プロ
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『ウルトラQ』は、ウルトラマンシリーズ第1作目となる全28話のテレビシリーズ。巨大ヒーローが登場せず、星川航空パイロットの万城目 淳、助手の戸川一平、そして毎日新報カメラマンの江戸川由利子たちが怪奇な事件に遭遇する模様を描く。本作に出現した怪獣たちは以降の作品にも登場をはたし、過去にウルトラマンからウルトラマン80が地球に来ていたという設定の『ウルトラマンメビウス』(2006年~2007年放送)でも、本作の内容が反映されている。

巨大なモグラが出現し、貨物列車が脱線する事故が発生。モグラの巨大化は、農事試験場で研究中の生物を巨大化する薬物「ハニーゼリオン」による影響だった。さらに、ハニーゼリオンは何者かの手によって農事試験場の外に流出したことが発覚する。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ハニーゼリオンでモグラが巨大化!

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