5月31日 ウルトラマンレオ大特訓! レオ二段蹴りでベキラを粉砕

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月31日(1974年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月31日」(1974年)。
ベキラと戦うウルトラマンレオ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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1974年4月12日より放送が開始された『ウルトラマンレオ』。地球を防衛する宇宙パトロール隊MAC(マック)のおおとりゲン隊員が変身するウルトラマンレオは、L77星が故郷で宇宙拳法の達人! 得意の格闘技で宇宙の平和を守る。ウルトラセブン=モロボシ・ダンがMACの隊長を務めていたことや、シリーズ後半のハードなストーリー展開はファンの間で語り草になっている。

独断行動により怪獣・ベキラを逃してしまったゲン。謹慎処分になったゲンは、ベキラの弱点である背中を攻撃するために白雲庵に住む僧侶・十貫のもとを訪ねて新技を習得する。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ゲンが独断行動により怪獣を逃してしまう

1974年5月31日は『ウルトラマンレオ』第8話「必殺!怪獣仕掛人」が放送された日です。街に怪獣・ベキラが現れた。ゲンは青島隊員とともにマッキー2号で攻撃するが、ミサイルもナパームも、奥の手の特殊レーザーすらも通じず、苦戦する。しかし、ベキラの目に攻撃をすると、効果が見られた。

勝機を見出したMACであったが、ゲンは地上に逃げ遅れた男性がいるのを発見。救助に向かおうとするが、この一帯はすでに避難勧告が出ており、青島は「ひとりの不注意のために大きな犠牲を出すわけにはいかない」とゲンを制止し、攻撃を続けようとする。

だが、ゲンはそれを無視してマッキー2号の脱出スイッチを押し、地上に降下してしまう。逃げ遅れた男性は、城南スポーツクラブの大村だった。大村はパチンコに夢中になり、逃げ遅れてしまったらしい。

一方、青島はひとりでマッキー2号から攻撃を続けるが、怪獣の反撃で墜落してしまう。ゲンが地上から攻撃を加えると、ベキラはダメージを受けた。ベキラの弱点は、背中だったのだ。

しかし、ベキラは姿を消してしまった。帰還したゲンは、命令無視を青島に叱責される。他の隊員たちからも、独断行動をしたゲンとは一緒に戦えない、と責められる。さらに、青島や黒田隊員はベキラが弱点をMACに知られた以上、不用意に背中をさらすことはなくなるだろうと考えた。
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