あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月18日」(1974年)。
漁船の船長を務める、「ひげ船長」と呼ばれる男性は、漁師たちに殺されそうになっている宇宙人の子どもを助けた。その後、彼はお礼として、彼らの潜水艇に招かれる。
船長が宇宙人の子どもを助ける
すると、トオルたちは、複数の漁師たちがひとりの子どもを取り囲んでいじめているのを目撃。船長は、それを止めさせようとするが、その子どもはパラダイ星人という、宇宙人だった。それでも船長は宇宙人の子どもを助け、お守りとして持っていた珍しい真珠と引き換えに、子どもを渡してもらった。
船長は、パラダイ星人の子どもを逃がす。子どもは、海中にいる仲間たちの潜水艇に救援信号を送ると、再び船長の前に姿を現した。パラダイ星人は、船長にお礼をしたいと言うのだ。すると、船長は人の気配を察知。子どもを隠れさせる。その気配の正体は、ゲンだった。調査をしていたゲンに、船長はパラダイ星人は悪い宇宙人ではないと訴える。
船長は、すでに漁船の船長を辞めていた。漁船はほかの国で密漁をするよう指示を受けていたが、船長にはそれができず、魚が獲れなかったらしい。そして、パラダイ星人の招待を受けると言う。ゲンは危険だと言って止めさせようとするが、船長にはぐらかされてしまう。その後、漁師が助けを求めて駆けつけてきた。昼間にいじめていたパラダイ星人の大人たちが、復讐に来たというのだ。ゲンは、パラダイ星人が出現したという場所に向かった。