あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月13日」(1972年)。
ある満月の夜、夕子は出現した超獣・ルナチクスに異常な執着を見せていた。そして、夕子は自分の正体を北斗に明かし、最後の戦いに挑むのだった。
ルナチクスが現れる
その後、地殻変動計が異常を感知。超獣・ルナチクスが出現した。北斗はタックパンサーを走らせ、現場に向かうが、夕子は「もっと速く走れないの」と北斗を急かしてくる。一方、TACの隊員たちは、すでにルナチクスとの戦いを開始していた。ルナチクスは自らの眼球をミサイルのように飛ばし攻撃。隊員たちは撃墜されてしまうものの、竜隊長の攻撃が命中し、ルナチクスは地中に逃げていく。
ルナチクスは、地球の地殻の下にあるマグマの中に潜んでいた。現場に到着した北斗たちであったが、夕子はルナチクスが姿を消しているのにもかかわらず、ウルトラマンAに変身しようと言ってくる。夕子によると、ルナチクスは1年に1度、10月の満月の夜に地球の中心から出現するらしい。そして、このままでは地球は水も空気もない、月のような星になってしまうのだと言う。