アキラの正体は超獣だった!
飛行訓練を始めた北斗。それに気づいたダンは、アキラとともにその様子を見に行った。しかし、アキラは北斗の乗るタックアローが墜落すると言い、指を差す。すると、タックアローはアキラの指の動きに操られてしまう。アキラがタックアローを暴走させていることに気づいたダンは、それを止めさせるが、アキラは自分が超獣人間・コオクスであると明かし、姿を消した。
再び危険な飛行をしてしまった北斗。すると、ダンからTACに、「アキラが超獣人間だった」と連絡が入る。北斗は、操縦ミスは超獣の仕業だと主張するが、隊員たちは北斗やダンの言うことを信じず、北斗は地上勤務を命じられてしまう。コオクスが、指の先から出す脳波撹乱光線で人を操ることを知ったダン。Aの正体が北斗であることを知らないダンは、夜空に光るウルトラの星に、コオクスの情報がAに伝わるよう願った。
そして翌日、巨大化したコオクスが出現。街を破壊しはじめる。北斗と同様に赤い光を浴びてピンチに陥る仲間たちを助けるために、北斗は命令違反を承知で出撃し、仲間のピンチを救うも撃墜されてしまう。北斗はAに変身。コオクスに挑むが、巨大化したコオクスの放つ麻痺光線に苦戦する。すると、空にウルトラサインが浮かぶ。ダンの祈りがAに届いたのだ。相手をかく乱させる光線がコオクスの指先から出ていることを知ったAは、フラッシュハンドでコオクスの両腕を切断。メタリウム光線で勝利を収めたのだった。
超獣人間 コオクス
【ウルトラ怪獣事典】
超獣人間 コオクス
身長/51メートル
体重/4万3000トン
宇宙ステーションNo.5を破壊し、アキラという少年の姿で地球に出現した超獣。指先から放つ赤い光で相手をかく乱し、TACのメンバーやAをも苦戦させる。さらに、指先やトサカ、牙からもミサイルを発射する。
登場エピソード:『ウルトラマンA』第32話「ウルトラの星に祈りを込めて」(1972年11月10日放送)
脚本:田口成光/特殊技術:佐川和夫/監督:筧 正典
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11月10日はコオクスが人間に化けて北斗を陥れた日
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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