5月21日 伝説の「光の巨人」が封じたタブラとウルトラマン80が対決!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月21日(1980年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月21日」(1980年)。
タブラと戦うウルトラマン80  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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1980年4月2日より放送が開始された『ウルトラマン80』。中学校の教師であり、地球防衛軍の怪獣・怪事件の対策チームUGMの隊員でもある矢的 猛がウルトラマン80に変身。人間の憎しみや悲しみといったマイナスエネルギーが生み出す怪獣に立ちむかう。

休日に生徒たちを連れて石倉山の鍾乳洞見学に訪れた猛と同僚の京子先生。しかし、かつて光の巨人によって封印されていたタブラが復活。動き出したことで地震が発生し、京子と教え子の“落語”が地割れに落ちてしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

鍾乳洞の見学にやってきた猛と生徒たち

1980年5月21日は『ウルトラマン80』第8話「よみがえった伝説」が放送された日です。猛と京子は休日に教え子の生徒たちを連れて石倉山の鍾乳洞見学に訪れた。しかし、そこでUGMのハラダ時彦隊員とタジマ浩隊員がひとりの男性と口論になっているところに遭遇する。男性曰く、目の前でふたりのハイカーが消え、それは怪獣・タブラによるものだと言う。

その男性は学会の異端児と言われている、日比野という考古学者だった。日比野博士は猛が教師であることを知ると、猛なら自分の考えを理解してもらえるだろうと、リュックサックからタブラの土偶と象形文字が書かれている石を取り出す。タブラは3000年ほど前に地球で暴れていた怪獣で、人間を食べていた。しかし、突如現れた「光の巨人」によってタブラは石倉山の中に封じ込められたらしい。
タブラを封印したと言われる伝説の「光の巨人」  ©円谷プロ
さらに日比野によると、石には「怪獣タブラは光を浴びると蘇る」と象形文字で書かれているらしい。地震によって地割れが起こり、光が差し込んだことで、タブラは目覚めるかもしれないのだ。
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