あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月4日」(1966年)。
多々良島の観測員たちと連絡が取れなくなり、科学特捜隊は現場に向かう。しかし、多々良島は何体もの怪獣が跋扈する、怪獣無法地帯と化していた!
人気怪獣のレッドキングやピグモンが初登場する『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」は、総勢5体もの怪獣や怪奇植物が登場する豪華な内容となっています。
科学特捜隊が多々良島に上陸
多々良島では、レッドキングがチャンドラーと戦っていた。翼をもがれ、敗走するチャンドラー。さらに、勝ち誇るレッドキングを見たマグラーは、地中に逃げていく。すると、科学特捜隊が多々良島に到着。レッドキングと出くわした。しかし、ムラマツキャップは、測候所員の救出が先だと考え、レッドキングに攻撃は加えず、測候所に向かう。
ハヤタたちは測候所に入るが、中は荒らされていた。測候所員を探すため、二班に別れ、島を探索することになる。イデ隊員、アラシ隊員、フジ隊員は、捜査の中でバケツや缶を見つけ、さらにカワダ所員の作業服を発見する。手がかりを見つけたことをムラマツキャップに報告しようとするイデたちであったが、多々良島は地磁気が乱れているため、無線が使えない。
すると、イデとフジが謎の植物に襲われてしまう。それは、吸血植物のスフランだった。アラシがスパイダーショットの火炎で蔦を焼き切って、なんとか危機を脱するイデたち。