あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月17日」(1966年)。
宇宙から、謎の赤い球体と青い球体が地球に飛来。それは、ウルトラマンと怪獣・ベムラーだった。赤い球体と衝突し、命を落としたハヤタはウルトラマンと一体化。そして、科学特捜隊はベムラーを倒すために、「ウルトラ作戦第一号」を発令する。
ハヤタがウルトラマンと一体化
湖でキャンプをしていた若者たちによって、青い球体が湖に潜ったこと、赤い球体が飛行機と衝突したことが通報され、科学特捜隊にも連絡が入る。フジ隊員はすぐにハヤタと連絡を取ろうとするが、応答はない。科学特捜隊は現場に向かった。
一方、ハヤタの小型ビートルは爆発炎上してしまっていた。そして、ハヤタの体は赤い球体に包まれると、彼の意識の中に、謎の銀色の巨人が語りかけてくる。巨人は、自分がM78星雲の宇宙人と名乗る。そして、遠い宇宙から「ベムラー」を宇宙の墓場に連れて行こうとしたところ、逃げられてしまい、それを追って地球にきたらしい。ハヤタは、宇宙人と衝突したことで命を落としてしまったのだ。
宇宙人は謝罪すると、「私の命を君にあげよう」と言う。そして、宇宙人はハヤタと一心同体になり、地球の平和のために働きたいと申し出ると、ベーターカプセルを差し出した。すると、赤い球体は爆発してしまう。
一方、フジ隊員は行方不明だったハヤタからの通信を受信する。ハヤタは、特殊潜航艇S16号を湖に運ぶよう、指示。フジはジェットビートルでS16号を運び、湖に着水させる。すると、ハヤタがモーターボートに乗って、やってきた。