あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月19日」(1967年)。
受けた攻撃の耐性を身に付け、体質を変化させる怪獣ザラガスが現れた。アラシ隊員は子どもを守るため、命令違反を犯して新兵器でザラガスを攻撃するものの通用しない。命令を無視したアラシは謹慎処分を言い渡されてしまう。
姿を変える怪獣
その怪光現象はしばらくの間は観測されなかったが、ある日、赤い煙とともにザラガスが出現。怪光現象はザラガスの仕業だった。科学特捜隊は主力戦闘機・ジェットビートルによる「ウルトラ十文字作戦」でザラガスにダメージを与え、攻撃を受けたザラガスの体から甲羅がはがれ落ちる。
だが、ザラガスは攻撃を受けると、その攻撃に耐えられるように姿や体質を変化させる能力を持っているのだった。
ザラガスへの攻撃中止命令が下り、科学特捜隊は帰還する。しかし命令に不満のアラシ隊員。すると、科学特捜隊本部に児童会館に子どもたちが取り残されているという報告が入り、ハヤタたちは救出に向かった。
ハヤタとアラシは児童会館の中に入り、子どもたちを助けるが、その際にハヤタと子どもたちがザラガスの放つ光を浴びて目を痛めてしまう。アラシは子どもたちを守るため、命令を無視して脳細胞を破壊する新兵器のQXガンを発砲する。