「フラれたのだ」と指摘するムサシに怒った男性は、ムサシに詰め寄ろうとするも、男性はすぐ近くに落ちていた指輪を踏んで壊してしまう。そんななか、未確認飛行物体が出現。EYESが追跡したその飛行物体は、防衛軍が管轄するエリアに入ったことで、防衛軍に警告なく攻撃されてしまう。
墜落する飛行物体の中から小型のカプセルが射出され、飛行物体は消失。ムサシはカプセルを発見し、中を確認すると、その中には人間の少女にそっくりな人物が眠っていた。しかしそこに防衛軍が到着し、「ここは自分たちの管轄だ」と言い、カプセルを押収してしまう。
その後、解析されたカプセルの情報がEYESにも共有された。それは人工冬眠装置で、少女は遠くの星からやってきたのだと思われる。しかし、乗っていた少女は現在も眠ったままらしい。
少女の体調管理を担当することになったのは、「SRCの名物男」であるカワヤ医師だと、ヒウラ ハルミツキャップは呆れ気味に話す。それを聞いて露骨に嫌そうな顔をするミズキ シノブ副隊長とモリモト アヤノ隊員。ムサシは知らなかったが、カワヤとは、トレジャーベースの全女性職員にちょっかいをかけた伝説のある問題児だった。
未確認飛行物体の出現から1週間が経過したある日。防衛軍の戦車隊・ベンガルズが街中で戦車を走らせ、飛行物体を捜索しているのを見たムサシはカプセルの少女が心配になって、SRC特殊医療基地に向かう。
するとそこに、先日指輪を落とした男性が現れた。あのとき会った、ムサシ曰く「セコいおっさん」がカワヤだったのだ。